■光さんも見たかったのだけど、黄色のライブが迫っていたのでLoopは軽く飲んでそのまま西麻布へ。EMMAファンには恒例のSweetest Day of Mayも今回がラスト。いくら名曲と言えどもトレンドとは遠く離れた曲を、いまだにDJの力だけで定番化させてるって偉業かと。よくよく考えると自分の曲ですらないしね。
■Sweetest Day of Mayのライブが終わると、EMMAがジャックの詩(Rhythm Control / MY HOUSEのアカペラ。わかりやすく言えばCan you feel itのアレ)を執拗にかけはじめ、そのハウス愛に鳥肌。この時期のYellowで「Let there be house」とか言われたら涙もにじみますよ。
繰り返されるブレイクとヘビーキック。降り注ぐシンセを掴むかのように上がる無数の手。変幻自在の照明と煌めくミラーボール。これは、ハウスにまつわる賛歌なんすね。
この前のアルマデラを最恐とすれば、エンマは最幸。エクスタシーミュージックの可能性を改めて感じやした。
針のおかげでなんとかリズム取るくらいなら体を動かせる状態になったので、一人黄色へ。Don WIlliamsはオープニングDJだったので、22時過ぎには到着。こんな早い時間に来たのは久しぶり。入って早々ガラガラの10時代フロアにRound one/I'm Your Brother(しかもロングミックス)を投入するという反則技に「この人、好きだな〜」と思わずニヤニヤ。DJが凄いってのはなかったけど、"デトロイトフリーク"をまさに地でいく感じで、個人的にドツボな曲ばかり。
ただ、彼のレーベルはマスタリングの人選にもこだわってるから、アナログ派だと思いきやTraktor使いだったのがちょっとショックですた(海外のギグだからだろうけど)。ボクは「Don Williamsはアナログ使い」と勝手に思い込んでたのにも関わらずフロアに入った瞬間に音悪いなと感じたんで、PCとアナログの違いはやっぱり歴然とわかりますね。PC音源は瞬間的な音質はダンスに耐えうるクオリティーに既に達してると思うけど、長時間聴くと飽きるんだよなあ。縦ラインよりも横ラインの問題というか。この手の話を書くと1日かかるので、まだ別の機会にまとめやす。以前に何度か書いてますが、決してPC DJ批判とかアナログ万歳って単純な二元論が言いたいわけじゃないっすよ。
Don Williamsの後はテーリテムリッツとKozeを見たあたりで、腰の調子を考えて退散。