オーディオ道3 オーディオ7要素 からの続き。ここから具体的なノウハウを何回かにわけてまとめていきます。まずはスピーカーから。
■モニター・スピーカーからの脱却 LIVEraryやってた時代はEvent社20/20というパワード(アンプ内蔵)のモニタースピーカーを5-6年くらい使ってました。EVENTはたしか国内代理店はないためサウンドハウスでしか扱ってない国内ではマイナーなモニタースピーカーですが、解像度が高く低域が効きつつ広域までしっかり再生するのでクラブ・ミュージックには最適な音質で、Genelecに比べるとコストパフォーマンスに優れてます。EventのスピーカーはMint君に売ってしまったけど、使っている時に一度もトラブルなくまだ稼働しているので耐久性もいいですね。モニター探している方にはオススメのブランドです。
ただ、EVENTのスピーカーは日本住宅で鳴らすにはちょっとボリュームがでかいのと、何より長年使って飽きてきたのでスピーカーを変えることに。
■パワード・スピーカーからの脱却 まず考えたのは、モニター・スピーカー以外の選択肢。モニター・スピーカーは、ソースをフラットに再生するといわれ、多くのモニター・スピーカーはアンプ内蔵のため、アンプとスピーカーの相性によるぶれが少なくなる、一体型なので費用対効果が高い、省スペースというのが特徴です。また、アンプ非内蔵型でもYAMAHA NS-10Mのような定番モデルだとどのスタジオにもあるので、場所が変わってもソースの差分を追いやすいのが利点。 とはいえ、ピュアオーディオ系のスピーカーがあえて非フラットな鳴りにしているわけではないので、モニタースピーカーが唯一のフラットスピーカーという考えはボクは誤りだと考えてます。おそらくモニター・スピーカー=アンプ一体型のパワードスピーカーもしくは制作現場での定番スピーカーとほぼ同義になっているのが実情かと。アンプ一体型スピーカーは、アンプとの相性を気にしなくて良い反面、アンプ側のチューニングができない、振動する筐体の中にアンプが内蔵がされている、一定クラス以上は選択肢が少ないといったデメリットがあります。
アンプとスピーカーの相性はかなり音質を左右するため、組み合わせの試行錯誤を繰り返すのは大変です。ただ、アンプ内蔵スピーカーではカスタム性は低くなるため、従来以上の音質は大きく超えられないのではという疑問があったのと、費用面でもGENELECの上位クラスを買うのであれば、小規模のピュア系のアンプとスピーカーを買うのと大差ないため、モニター・スピーカーから脱却を決断。
■方向性の決定 機材を選ぶ時に、最初に決めるべきは方向性。 ベースとなるDJセットは以前と同じ。 ミキサー:Allen&Heath 64 アイソレータ:Dope Real 針: Shure m97xe タンテ:Technics MK6 スピーカー EVENT 20/20
ボクは自宅のシステムを組む時には必ず全体のバランスとゴールを考えます。例えば、今までのシステムではミキサーとスピーカーは高解像度でカッチリした音質なので、針については暖かい音質のもの、アイソについては粗いものをあえてチョイスしてました。全体としては、アレヒやEVENTの色が強い硬めの音だったため、次は暖かみのあるスピーカーを選定することに。スピーカー買い替えのゴールは以下に決定。 1.ピュアオーディオ系の機材で、電子音楽をうまく再生できること。 2.小音量でダンスミュージックの強調された音圧、定位を表現できること。
■Quad 11L2との出会い
今の家にあるリスニング部屋は10帖程度なので、スピーカーはあまり大き過ぎないほうがよいと判断し、ブックシェルフ型を検討。とはいえ、ピュアオーディオ系スピーカーは海外レベルの広さを想定しているものが多く、日本住宅にあったサイズでなおかつ品質もよさそうなものがなくて苦労しました。
まず気になったのはELAC BS243(17万円程度)。店頭で試聴した感じは硬質な鳴り。デザインもモニタースピーカーっぽいのとちょっと高いので除外。 んで、3ヶ月くらい悩んだあげく出会ったのがイギリスの老舗メーカーQUAD(クオード)。本来は100万クラスのスピーカーをつくっているハイエンドメーカーですが、11L、12Lシリーズは廉価シリーズとなり、ヤフオクで韓国経由の並行輸入品もごろごろしててペアで10万程度。高級ブランドの廉価シリーズは大抵ブランドのログだけつけて、中身や開発チームは別でノウハウが継承されていないケースも多いのですが、11L/11L2は価格.comなんかみててもマニアから評価が高い(ちなみに価格.com掲示板はオーディオ界隈ではハーコーなマニア達が巣食っているスレとかあるのでオススメです)。最終的な決め手は、古本で手にれいた「レコード芸術 2007年11月号」に菅野沖彦のインプレ。彼が同価格帯のブックシェルフ型のB&W685、JBL A60、Quad 11L2を比較して 「音のピラミッドバランスが出ているのは断然Quad」と絶賛されてたこと。菅野信者といえばそれまでなのですが、彼は評論家の中では比較的中立な意見を言うと盲信しているので決定。実際に数年使ってみたあとも、彼のインプレは間違ってないとの印象です。 11L2と12L2で悩んだものの12L2だと低音がブーミーになるみたいなインプレもあったので、最終的には11L2に。後にサブウーハーを入れることになるので、この選択は正解だったと思います。今は11/12L-liteのようなさらなる廉価盤(ペア6万円)も出てるみたい。
Quad11L2が到着して驚いたのは、警察の鑑識が使うような白い手袋が同梱されているということw 鏡面仕上げなので指紋がつかないような配慮で、メーカーのプライドが感じられていい。■バスレフ問題 まず、モニター・スピーカーから移行で苦労したのはバスレフ問題。一般的なスピーカーには密閉型と穴を開けて低域を増幅させるバスレフ/共鳴管タイプの大きく2種類がありますが、詳しくわけるとこんなに種類があります。 バスレフの仕組みについてはhttp://diy-sound.net/contents/spbox_04.html が参考になります。モニター・スピーカーはだいたいスピーカー前面に穴があるバスフレックス方式で、Quad 11L2は背面にある共鳴管タイプでそれぞれ特徴があります。 前面バスレフポート:低音が前面にダイレクト流れ、背面の距離を考慮する必要がないので限られたスペースでのセッティングが可能。デメリットは、ポートから質の良くない中域音が漏れ、ポートとユニットからの直接音が干渉し歪む。 背面バスレフポート:メリットは、ポートとユニットからの干渉はしにくい。デメリットは、背面と壁の距離によって鳴りが変わるため、背面にスペースが必要となりセッティングが大変。 んで、Quad 11L2の裏にはこんな感じで穴があいており、ここからも厳密には音が出ているわけですが、当然背面との距離やスペースによって鳴りは変わってきます。壁に近づけるほど低域は強調されますが濁りは強くなる傾向にあり、逆に離せば開放的にはなりますが低域が物足りなくなる。この調整が結構シビアで、試行錯誤を繰り返しましたが、少し変えるだけで音が変わるので楽しい。ただ、バスレフ型よりは間違いなく手間がかかるので、試行錯誤を楽しめない人に共鳴型はオススメしません。■11L2の音質 11L2はエージングに時間が非常にかかるのが特徴です。鳴らし始めは、音が不自然まともに鳴ってくれず正直やられたと落ち込んでました。ただ、1-2ヶ月くらい経過するとどんどんこなれてきて、数ヶ月後にはこなれたQuad本来の音質になっていきます。ネットのインプレでも同じ意見が多いので、単なるプラシーボではないかと。 安定してきてからの音質は、繊細かつ生々しい。例えば弦楽器の残響音のような生音の倍音成分や、ライブ盤の息遣いや拍手のような雑音、ファルセットのような伸びるようなボーカルを、リアルに素晴らしい音質で再生してくれます。解像度が高いけど密度もしっかりあってまるで高級シルクのような鳴りはさすがクオード。音質の傾向としては暖かみのある音なので、Funktion oneのようなカッチリした硬い鳴りが好きな人とは好みが分かれそうです。ただ、暖かみがある=なまった音では決してないので、音質のクオリティーはかなり高いです。個人的にピュア系スピーカーとモニター・スピーカーとの差は音の密度や表現力で、モニタースピーカーが分離させる方向に持っていくのに対し、ピュア系のスピーカーは音を一つの塊として表現してくれる傾向がある印象です。 ダンスミュージックのような低域が強調された音楽を鳴らす場合、このスピーカー単体では結構なボリュームを出さないと迫力は出ません。ブックシェルフ型スピーカーの場合、低域の迫力と中高域の繊細さはトレードオフの関係になりがちです。Quad 11L2の場合、中高域は素晴らしいけど低域はどうしてもダンスミュージック基準では物足りないので、後にサブウーハーの導入で解消してます(これはまた別のエントリーで書いときます)。ただ、Jazzとか生音を聴く分にはサブウーハーなくても十分な低域は出てます。とにかく電子音ですら生々しく再生するあたりは、モニタースピーカーでは表現できない領域かと。
■総評 ペア10万円とオーディオ機材の中では廉価な部類なものの、費用対効果はかなり高いスピーカーで、品質は廉価の部類では決してありません。アンプや周辺機器やセッティングを変えることでも音質が変わっていくように、可能性を秘めた奥深いスピーカーです。モニター・スピーカーの上位クラスを買い換えるのであれば、こういう選択肢もあると知ってもらえれば幸いです。ペア20万円以下の予算で10帖〜20帖レベルの部屋で鳴らすのであれば、十分な馬力と小低音量時の小回りがきくので、個人的にはベストに近い選択だったと現時点では満足してます。オーディオノウハウ2:アンプ編 に続きます。
■モニター・スピーカーからの脱却 LIVEraryやってた時代はEvent社20/20というパワード(アンプ内蔵)のモニタースピーカーを5-6年くらい使ってました。EVENTはたしか国内代理店はないためサウンドハウスでしか扱ってない国内ではマイナーなモニタースピーカーですが、解像度が高く低域が効きつつ広域までしっかり再生するのでクラブ・ミュージックには最適な音質で、Genelecに比べるとコストパフォーマンスに優れてます。EventのスピーカーはMint君に売ってしまったけど、使っている時に一度もトラブルなくまだ稼働しているので耐久性もいいですね。モニター探している方にはオススメのブランドです。
ただ、EVENTのスピーカーは日本住宅で鳴らすにはちょっとボリュームがでかいのと、何より長年使って飽きてきたのでスピーカーを変えることに。
■パワード・スピーカーからの脱却 まず考えたのは、モニター・スピーカー以外の選択肢。モニター・スピーカーは、ソースをフラットに再生するといわれ、多くのモニター・スピーカーはアンプ内蔵のため、アンプとスピーカーの相性によるぶれが少なくなる、一体型なので費用対効果が高い、省スペースというのが特徴です。また、アンプ非内蔵型でもYAMAHA NS-10Mのような定番モデルだとどのスタジオにもあるので、場所が変わってもソースの差分を追いやすいのが利点。 とはいえ、ピュアオーディオ系のスピーカーがあえて非フラットな鳴りにしているわけではないので、モニタースピーカーが唯一のフラットスピーカーという考えはボクは誤りだと考えてます。おそらくモニター・スピーカー=アンプ一体型のパワードスピーカーもしくは制作現場での定番スピーカーとほぼ同義になっているのが実情かと。アンプ一体型スピーカーは、アンプとの相性を気にしなくて良い反面、アンプ側のチューニングができない、振動する筐体の中にアンプが内蔵がされている、一定クラス以上は選択肢が少ないといったデメリットがあります。
アンプとスピーカーの相性はかなり音質を左右するため、組み合わせの試行錯誤を繰り返すのは大変です。ただ、アンプ内蔵スピーカーではカスタム性は低くなるため、従来以上の音質は大きく超えられないのではという疑問があったのと、費用面でもGENELECの上位クラスを買うのであれば、小規模のピュア系のアンプとスピーカーを買うのと大差ないため、モニター・スピーカーから脱却を決断。
■方向性の決定 機材を選ぶ時に、最初に決めるべきは方向性。 ベースとなるDJセットは以前と同じ。 ミキサー:Allen&Heath 64 アイソレータ:Dope Real 針: Shure m97xe タンテ:Technics MK6 スピーカー EVENT 20/20
ボクは自宅のシステムを組む時には必ず全体のバランスとゴールを考えます。例えば、今までのシステムではミキサーとスピーカーは高解像度でカッチリした音質なので、針については暖かい音質のもの、アイソについては粗いものをあえてチョイスしてました。全体としては、アレヒやEVENTの色が強い硬めの音だったため、次は暖かみのあるスピーカーを選定することに。スピーカー買い替えのゴールは以下に決定。 1.ピュアオーディオ系の機材で、電子音楽をうまく再生できること。 2.小音量でダンスミュージックの強調された音圧、定位を表現できること。
■Quad 11L2との出会い
今の家にあるリスニング部屋は10帖程度なので、スピーカーはあまり大き過ぎないほうがよいと判断し、ブックシェルフ型を検討。とはいえ、ピュアオーディオ系スピーカーは海外レベルの広さを想定しているものが多く、日本住宅にあったサイズでなおかつ品質もよさそうなものがなくて苦労しました。
まず気になったのはELAC BS243(17万円程度)。店頭で試聴した感じは硬質な鳴り。デザインもモニタースピーカーっぽいのとちょっと高いので除外。 んで、3ヶ月くらい悩んだあげく出会ったのがイギリスの老舗メーカーQUAD(クオード)。本来は100万クラスのスピーカーをつくっているハイエンドメーカーですが、11L、12Lシリーズは廉価シリーズとなり、ヤフオクで韓国経由の並行輸入品もごろごろしててペアで10万程度。高級ブランドの廉価シリーズは大抵ブランドのログだけつけて、中身や開発チームは別でノウハウが継承されていないケースも多いのですが、11L/11L2は価格.comなんかみててもマニアから評価が高い(ちなみに価格.com掲示板はオーディオ界隈ではハーコーなマニア達が巣食っているスレとかあるのでオススメです)。最終的な決め手は、古本で手にれいた「レコード芸術 2007年11月号」に菅野沖彦のインプレ。彼が同価格帯のブックシェルフ型のB&W685、JBL A60、Quad 11L2を比較して 「音のピラミッドバランスが出ているのは断然Quad」と絶賛されてたこと。菅野信者といえばそれまでなのですが、彼は評論家の中では比較的中立な意見を言うと盲信しているので決定。実際に数年使ってみたあとも、彼のインプレは間違ってないとの印象です。 11L2と12L2で悩んだものの12L2だと低音がブーミーになるみたいなインプレもあったので、最終的には11L2に。後にサブウーハーを入れることになるので、この選択は正解だったと思います。今は11/12L-liteのようなさらなる廉価盤(ペア6万円)も出てるみたい。
Quad11L2が到着して驚いたのは、警察の鑑識が使うような白い手袋が同梱されているということw 鏡面仕上げなので指紋がつかないような配慮で、メーカーのプライドが感じられていい。■バスレフ問題 まず、モニター・スピーカーから移行で苦労したのはバスレフ問題。一般的なスピーカーには密閉型と穴を開けて低域を増幅させるバスレフ/共鳴管タイプの大きく2種類がありますが、詳しくわけるとこんなに種類があります。 バスレフの仕組みについてはhttp://diy-sound.net/contents/spbox_04.html が参考になります。モニター・スピーカーはだいたいスピーカー前面に穴があるバスフレックス方式で、Quad 11L2は背面にある共鳴管タイプでそれぞれ特徴があります。 前面バスレフポート:低音が前面にダイレクト流れ、背面の距離を考慮する必要がないので限られたスペースでのセッティングが可能。デメリットは、ポートから質の良くない中域音が漏れ、ポートとユニットからの直接音が干渉し歪む。 背面バスレフポート:メリットは、ポートとユニットからの干渉はしにくい。デメリットは、背面と壁の距離によって鳴りが変わるため、背面にスペースが必要となりセッティングが大変。 んで、Quad 11L2の裏にはこんな感じで穴があいており、ここからも厳密には音が出ているわけですが、当然背面との距離やスペースによって鳴りは変わってきます。壁に近づけるほど低域は強調されますが濁りは強くなる傾向にあり、逆に離せば開放的にはなりますが低域が物足りなくなる。この調整が結構シビアで、試行錯誤を繰り返しましたが、少し変えるだけで音が変わるので楽しい。ただ、バスレフ型よりは間違いなく手間がかかるので、試行錯誤を楽しめない人に共鳴型はオススメしません。■11L2の音質 11L2はエージングに時間が非常にかかるのが特徴です。鳴らし始めは、音が不自然まともに鳴ってくれず正直やられたと落ち込んでました。ただ、1-2ヶ月くらい経過するとどんどんこなれてきて、数ヶ月後にはこなれたQuad本来の音質になっていきます。ネットのインプレでも同じ意見が多いので、単なるプラシーボではないかと。 安定してきてからの音質は、繊細かつ生々しい。例えば弦楽器の残響音のような生音の倍音成分や、ライブ盤の息遣いや拍手のような雑音、ファルセットのような伸びるようなボーカルを、リアルに素晴らしい音質で再生してくれます。解像度が高いけど密度もしっかりあってまるで高級シルクのような鳴りはさすがクオード。音質の傾向としては暖かみのある音なので、Funktion oneのようなカッチリした硬い鳴りが好きな人とは好みが分かれそうです。ただ、暖かみがある=なまった音では決してないので、音質のクオリティーはかなり高いです。個人的にピュア系スピーカーとモニター・スピーカーとの差は音の密度や表現力で、モニタースピーカーが分離させる方向に持っていくのに対し、ピュア系のスピーカーは音を一つの塊として表現してくれる傾向がある印象です。 ダンスミュージックのような低域が強調された音楽を鳴らす場合、このスピーカー単体では結構なボリュームを出さないと迫力は出ません。ブックシェルフ型スピーカーの場合、低域の迫力と中高域の繊細さはトレードオフの関係になりがちです。Quad 11L2の場合、中高域は素晴らしいけど低域はどうしてもダンスミュージック基準では物足りないので、後にサブウーハーの導入で解消してます(これはまた別のエントリーで書いときます)。ただ、Jazzとか生音を聴く分にはサブウーハーなくても十分な低域は出てます。とにかく電子音ですら生々しく再生するあたりは、モニタースピーカーでは表現できない領域かと。
■総評 ペア10万円とオーディオ機材の中では廉価な部類なものの、費用対効果はかなり高いスピーカーで、品質は廉価の部類では決してありません。アンプや周辺機器やセッティングを変えることでも音質が変わっていくように、可能性を秘めた奥深いスピーカーです。モニター・スピーカーの上位クラスを買い換えるのであれば、こういう選択肢もあると知ってもらえれば幸いです。ペア20万円以下の予算で10帖〜20帖レベルの部屋で鳴らすのであれば、十分な馬力と小低音量時の小回りがきくので、個人的にはベストに近い選択だったと現時点では満足してます。オーディオノウハウ2:アンプ編 に続きます。
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