■水曜日はSlave to the house。
今回はTaroさんがゲストということなんで、ボクもハウス魂を込めたセットで逝きやす。平日だとまともな人は来れないでしょうが、ボクにとっては唯一定期的にやってるパーティーだしオーガナイザーのMint君もコミュニケーションを密に取ってくれるんでモチベーション高いっす。ボクは2時頃からの予定です。流行りのホワイトノイズ連発やミニマルなテックハウスとは、ちょっと違ったハウス観を伝えられたらいいな(かといって、懐古主義なGarage Partyではないですよん)。
ちなみに、先日来日してたAlton MillerがSTHのフライヤーにめちゃ食いついてたそうす。ボクもこのナメ腐ったフライヤー大好きっす。
『HOUSEに求められるものは快楽、HOUSEが求めるものもまた快楽…。間違ってないとは思うけど快楽しかないのなら別にHOUSEじゃなくてもいい。
HOUSEはそんなに単純じゃない。快楽主義的な音楽のようだけど(だからこそ?)その奥は混沌としていて、覗き込むことすらためらわれる。それがなければHOUSEじゃない。じゃあ「それ」ってなんだ?
「それ」は「業」だ。他にも他にも言い方があるかもしれないけど、これがSlave to the Houseの答え。
Slave to the HouseはHOUSEのパーティー。業を背負ったすべてのひとたちに、快楽を約束します。』
ちょうどこの日に、アッキーさんからnine days wonderのremixのプロモ盤を頂いたので、早速かけてみる。やっぱプロモはデータじゃなくてレコード盤でもらった方が、ありがたみがありやす。
Ackkyさんが生バンドの音源をどう料理したのか気になってたんですが、これが見事にフロア仕様のDeep Houseでアガる。音鳴りもしっかりしてて(マスタリングはJebskiさんに頼んだそうな)、ロングミックスもバッチリ。わ〜、こういうのストライクっす!日本人はオルタナとかユニークなサウンドやらせたらめちゃ巧い一方、正統派のフロアトラックみたいなのって苦手な気がするんですが、社交辞令じゃなくしっかり機能してやした。しばらくDJバックに常駐させて頂きやす。
ここは、PAが一晩中常駐。今回もPAのK君とコミュニケーションを取りながら、裏で一緒に色々試してたら勉強になった。PAはコミュニケーション能力が誰よりも求められる職種だと思う。
em Sevenは音圧あるし照明も完備なので、うまくやればクラブパーティーもできそう。401のDJも良かった。
朝方は、よく遊びに来てくれる客に拉致られる。自分の手相には金運線が全くない事実を知らされヘコむ。24時間やってる定食屋の安さ(鍋500円)に驚いたので、もし自分が乞食になったら通おうと思う。