【木曜日】
友人とライブラリーで制作の打ち合わせ。大量のレコードと機材が散乱する部屋を見て、「何かに取り付かれた人間の匂いが充満してる。」とヒカれる。打ち込んだり、トラックの鳴りを確認したりしながらダラダラと。
Liveは確かに魔法のアプリだけど、音悪いのなんとかならないかね。7になって多少改善されたとか聞くけど、どの程度なんだろ。

夜もふけてきた頃には飲み会へシフト。飲んでるとお互いRMEのインターフェイスを狙ってることが判明し、どちらが人柱になるか朝方の土間土間で探り合い。

翌日は、小岩ディスコに寄って、アルーカレー→立石バーガーという堀切菖蒲園コンボで締め。

【土曜日】
昼過ぎから御茶ノ水ユニオン（通称：茶ニオン）でレコ掘り。個人的に茶ニオンは、渋谷とは違って微妙な年代のレコードが多く回転も早いので全ユニオンの中で一番好き。今回も珍しいブツ達を安価で抜けてご満悦。Chris Nazukaのトラックヤバかったなあ

Massage展

レコードを掘った後は、Massage展を見に馬喰町へ。見たことある人もチラホラ。やっぱ何処行っても狭いなあ。。。気合いの感じられる展示会で雰囲気も良かったす。12/2までやってるらしいので行ってみては？Massageの新刊も早速ゲッツしたけど、前回から色々手間かけたんだろうなあというのが伝わってくる。紙の匂いもいいし。作り手の愛情感じるモノっていいっすね。

一度家に戻って、夜はOathでDJ。早速掘ってきたレコードとかをかけて鳴りや反応を確かめてみる。こういうスピード感は楽しいす。
オースはサウンドシステムがややパワーアップし、昔にやった時よりブースも広くなってやりやすくなってやした。ジャングルジムやチルアウトスペースがなくなったのは残念だけど、その代わり人も多少はたまりやすくなってたかな。タコスが旨かったす。

岩城さんのプレイを楽しみにしてたんだけど、時間が迫ってきたのでそのままオービットアニバーサリーへ向かうことに。Oribitも盛況で、キモチ良くプレイ。最近は色々覚えたり練習しなきゃいけないことが多いんだけど、現場はシンプルにやるのが一番かもな。

【日曜日】
昼過ぎに起床して、うすいさん、手塚太虫先生、U嬢を誘いサイケポスター展＠横浜へ。
言い出しっぺ（ボク）が遅刻するわ、電車がいきなり止まるわ、お目当てにしてたポスター展は閉まってるわ、立ちのみBarに入ればつまみがきれてるわで、夕食前にして企画倒れ感がどんよりと漂う。

特にやることもないので、Discwaveに寄って一掘り。太虫先生からそっと横取りしたレコードがアタリでテンション上がる。お礼にボクが掘り返したブツを渡したら、太虫先生もお気に入りの様子で元気を取り戻す。

ゴキゲン太虫

レコード屋を出た頃には腹も減ってきたので飲み始める。最近忙しくて、居酒屋に行く暇がなかったのでこれは楽しかった。うすいさんが自分からまじめな話を振っておいて、数秒後に全く聞いてない光景を見て「BBQのない冬場は、彼にとって厳しい季節になるな」と思いますた。

楽しい連休をありがとう。

＜おまけ＞
でかすぎる皿うどん

DJしてすぐ帰るとかハシゴって手抜きみたいなんであまり好きじゃないんですが、今回はどちらもオーガナイザーさんの熱意が感じられるんで気合入れて望みやす。

一発目は青山Oathで。夏のコエグ以来にIwakiさんとご一緒す。個人的には、最近パワーアップしたというサウンドシステムを早く見たいす。エントランスフリーですが、ダラダラユルユルはしませんので。

11/24(土)22:00-
City Hunter@OATH
Entrance Free!!
DJs:
KENTARO IWAKI (Dub Archanoid Trim/BLOWMAN)
YAMADAtheGIANT（LIVErary/Pureself）
KOHEI(LDK)
Fujyou a.k.a. Mr.Peaktime(Sidewalk Records/GET WILD)
KUVO

FOOD:
cafe Banda

Oathの後は三軒茶屋Orbitの4周年へ。ボクの唯一のレギュラーパーティーPureselfで、いつもお世話になっている箱です。久しぶりにAckky さんと絡むのも楽しみです。こちらはディスカウントありますので、興味ある方はメール下さいです。

11/24（土）
Orbit 4th Anniversary Party@Orbit（map)
OPEN:18:00
DOOR:2000/1d
[24:00までフリーフード/24:00からウェルカムワイン含む]

DJs:
FANTASTICK (komamo/TOPGUN/NICESHOT)
HORI (kumoma)
SEEP (SOUNDSCAPE LAB)
NOWA
YAMADAtheGIANT（LIVErary/Pureself）
Ackky (BANK!)

VJ:
UTTORI

ビニールジャンキーにとっては永遠のライバル。埃。

上で3つ以上当てはまる人は結構なホコラーのはず（ボクは1、2、5に該当）。パタパタ掘ってる時の「あ～埃かぶってるなあ」という感じや、眠ってたレコードに埃がコンモリとか結構不快。
　DJだとプレイ中に体温が上がって手が汗ばむから、さらに盤が汚れやすい。現場に持っていったレコードを家で良く見ると予想以上に汚れててヘコみやす。

audio-technica AT6018

これ、お薦めのクリーナー。Yellowに置いてあって、気に入ったので自分でも買いやした。ベルベットの真ん中に溝があって、湿式と乾式の2ウェイ構造になってやす。溝のおかげでクルっと回したあとに残る埃の筋も少ない気がしやす。

REIKA バランスウォッシャー

洗浄液は定番のレイカのバランスウォッシャーを使ってやす。ただ、2種類の液を使わなくてはいけないといいうのと、専用ガーゼ（ビスコ33）で拭くのがどうもダルい。他のを探そうと思っても、オカルト系以外はほとんど見つからず。クリｰナーは種類豊富だけど、洗浄液ってあんまないんすね。面倒臭がらなければ、レイカでいいんだけどさ。
参考:レイカ　バランス・ウォッシャーの効果について

ちなみに洗浄液は100円ショップで化粧品用の小さい霧吹きを買ってきて、そこに入れると盤面に万遍なく程よく吹きかけられるのでお薦めす。

木工ボンドでパックしたり、超音波洗浄機を使う荒技もあるみたいだけど、もっと安上がりで効率良い方法ないのかなあ。

P.S.
レイカってあれだけ売れてるのにHPすらないのは、社長がネット嫌いだかららしいす。

ちなみに元ネタ。
■少林與武當（Two Champions of Shaolin）


刀のチープな効果音が◎。

■Christian Peommer's Drumlesson at Sonar Kollektiv 10 Year aniversary party in Berlin September 21st 2007


※最後の方にRejフレーズ

※Strings of Lifeカバー

こういうカバー見ちゃうと日本との差が。。。最近はイゾレのBeau Mot Plageもカバーしてましたね。

今回は実験的にPC、ミキサー、サンプラー、マイクなど色々持っていったので、時間をかけてセッティング。押しまくってすいやせん。。。
　ミキサーは、LIVEraryからAllen&Heath Xone:62を持ち込み（Ureiだとロングミックス感が出しにくいんで）。サウンドチェックすると、レコードは分離良く鳴るもののPCの出音がちょい痛め。割れてるとかじゃもちろんないんだけど、ミドルとハイが前に出過ぎでキツイ。一晩中この音はキツイかもなあと店長さんに相談したら、「Ureiかましてみましょうか」ということでアレヒ→Ureiで繋いで見ることに。あら、その発想はなかったわ。
　レコードは直に繋いだ方が心地良かったですが、PC（Traktor Scratch使用）はUrei通した方が丸まって程よい感じに収まりますた。レコードとPCの音質の差も多少縮まってた気がしやす。
　折衷案なのでベストセッティングではないものの参考になりますた。PCの鳴らし方を試行錯誤してるDJは最近多いと思いますが、機会があれば現場レベルの情報交換したいっす。ちなみに今回の針はGroovemaster使用。Loopは反響しやすい構造なので、そこら辺も影響してるはずす。
　レコードとPCを両方使用してみた感想としては、デジタル出力については箱側のセッティングや出音調整のノウハウが蓄積されれば、まだまだ伸びしろあると思いやす。これからの機材は、みなデジタルよりになるだろうし。

12時を過ぎるとお客さんも徐々に入ってきて、久しぶりに箱っぽい空間。お客さんの反応するツボも、最近まわしてるパーティーとはまた違うノリだったんで新鮮ですた。Loopでやるのは5年以上ぶりだけど、高めブースにタンテ3台ハメ置きってやっぱ萌えやす。

終了後はレミと「今更ペパーミントジャム」とか、「CIMAさんは時代が早すぎた」とか、「最近のギャルはセオを聴いてるらしい」とか、「Kenny DopeとGold」とか、「Chez Damier呼べるのか」などなど朝方ファミレストーク全開。マニアックラブ帰りとかによくタマっていた骨董ジョナサンを思い出しやした。この感じ懐かすい。

ま、収穫も反省点も両方ありましたが、こちらのわがままに付き合ってくれたスタッフの皆さんとお客さんに感謝っす。
　ボクはPCDJには否定的な立場でしたが、最近データをキモチ良く鳴らすことに知的好奇心をソソられてるんで、ちょいこれからも試行錯誤してみやす。新譜に関してはデータも取り入れないと対応できなくなってきてるし、最終的にアナログ戻るにしても、PC踏まえてのアナログ回帰とアナログ万歳で思考停止して何もしないのはやっぱ違うと思うんで。リスニングはレコードが一番なのはおそらく変わりませんが、プレイは柔軟に考えてきやす。