カメラ忘れたんで何も撮ってやせん。
今回は実験的にPC、ミキサー、サンプラー、マイクなど色々持っていったので、時間をかけてセッティング。押しまくってすいやせん。。。
ミキサーは、LIVEraryからAllen&Heath Xone:62を持ち込み(Ureiだとロングミックス感が出しにくいんで)。サウンドチェックすると、レコードは分離良く鳴るもののPCの出音がちょい痛め。割れてるとかじゃもちろんないんだけど、ミドルとハイが前に出過ぎでキツイ。一晩中この音はキツイかもなあと店長さんに相談したら、「Ureiかましてみましょうか」ということでアレヒ→Ureiで繋いで見ることに。あら、その発想はなかったわ。
レコードは直に繋いだ方が心地良かったですが、PC(Traktor Scratch使用)はUrei通した方が丸まって程よい感じに収まりますた。レコードとPCの音質の差も多少縮まってた気がしやす。
折衷案なのでベストセッティングではないものの参考になりますた。PCの鳴らし方を試行錯誤してるDJは最近多いと思いますが、機会があれば現場レベルの情報交換したいっす。ちなみに今回の針はGroovemaster使用。Loopは反響しやすい構造なので、そこら辺も影響してるはずす。
レコードとPCを両方使用してみた感想としては、デジタル出力については箱側のセッティングや出音調整のノウハウが蓄積されれば、まだまだ伸びしろあると思いやす。これからの機材は、みなデジタルよりになるだろうし。
12時を過ぎるとお客さんも徐々に入ってきて、久しぶりに箱っぽい空間。お客さんの反応するツボも、最近まわしてるパーティーとはまた違うノリだったんで新鮮ですた。Loopでやるのは5年以上ぶりだけど、高めブースにタンテ3台ハメ置きってやっぱ萌えやす。
終了後はレミと「今更ペパーミントジャム」とか、「CIMAさんは時代が早すぎた」とか、「最近のギャルはセオを聴いてるらしい」とか、「Kenny DopeとGold」とか、「Chez Damier呼べるのか」などなど朝方ファミレストーク全開。マニアックラブ帰りとかによくタマっていた骨董ジョナサンを思い出しやした。この感じ懐かすい。
ま、収穫も反省点も両方ありましたが、こちらのわがままに付き合ってくれたスタッフの皆さんとお客さんに感謝っす。
ボクはPCDJには否定的な立場でしたが、最近データをキモチ良く鳴らすことに知的好奇心をソソられてるんで、ちょいこれからも試行錯誤してみやす。新譜に関してはデータも取り入れないと対応できなくなってきてるし、最終的にアナログ戻るにしても、PC踏まえてのアナログ回帰とアナログ万歳で思考停止して何もしないのはやっぱ違うと思うんで。リスニングはレコードが一番なのはおそらく変わりませんが、プレイは柔軟に考えてきやす。