オーディオ道2の続き。前提を踏まえた上で音を良くするには具体的に何をやるのかというと、以下の7要素に集約されます。
1. 機材
2. 電源
3. ポジショニング (スピーカー位置etc)
4. ルームチューニング (反響材、吸音材etx)
5. 振動チューニング (インシュレーター)
6. メディア (レコード、CD、データ etc)
7. ケーブル
書き出してみると意外にシンプル。この7点について粛々と改善を繰り返していくのがオーディオで、逆にこの7点を無視した非科学的なやり方はオカルトオーディオです。
更に7要素を費用対効果に分解してみると・・・
1. 機材 影響範囲:大
2. 電源 影響範囲:大
3. ポジショニング 影響範囲:中
4. ルームチューニング 影響範囲:大
5. 振動チューニング 影響範囲:小
6. メディア 影響範囲:中
7. ケーブル 影響範囲:小
自分の経験では、電源まわりが最も費用対効果がよく、ケーブルが最も効率悪いという印象 。正直、他6項目はブラインドテストでも明らかな差が出るけど、ケーブルについては判断できる自信ありません。ルームチューニングやポジショニングは、想像よりも効果があり、軽視されがちな費用の割に効果が高いです。ポジショニングは、スピーカーの位置を変えるとかなので金もかからないしね。費用をかけずに音をよくしたいって人は、ポジショニングとルームチューニングから始めることをオススメ。
次にこの7要素をもとに、どんな改善をやっているのか具体的に解説してきます。