連休中は遊び倒し。
地元密着型らしい程良い距離感のフロアで、店員さんもみな素敵な感じですた。照明もあるし音も出てたんで、色々いじれば更に良くなりそうな気がしやす。最近、フロアがあるクラブはめっきり減ってるので応援したいす。朝方のコンビニ前に、良い歳した大人がたまってた光景を俯瞰で眺めてたら、ダメ過ぎてヒキました。
■金曜日はOrbitで。初めてみたManaさんやNave君のDJが、Orbitの雰囲気にピッタリあったDeep Houseで良かったっす。ボクは、ミニマルよりこういう音が好きみたいす。
9DW/Migrant EP(CATUNE)
Ackky/Farside (Universo Mix)
ちょうどこの日に、アッキーさんからnine days wonderのremixのプロモ盤を頂いたので、早速かけてみる。やっぱプロモはデータじゃなくてレコード盤でもらった方が、ありがたみがありやす。
Ackkyさんが生バンドの音源をどう料理したのか気になってたんですが、これが見事にフロア仕様のDeep Houseでアガる。音鳴りもしっかりしてて(マスタリングはJebskiさんに頼んだそうな)、ロングミックスもバッチリ。わ〜、こういうのストライクっす!日本人はオルタナとかユニークなサウンドやらせたらめちゃ巧い一方、正統派のフロアトラックみたいなのって苦手な気がするんですが、社交辞令じゃなくしっかり機能してやした。しばらくDJバックに常駐させて頂きやす。
■土曜日〜日曜日はMarcyとBenと3人で制作。
3 machines session
ベンってのは、以前Moduleでボクが回した時に、話しかけてきた変なアメリカ人。メルアドを教えたら頼んでもないのに音源を週に何個も送ってきて、どの曲もレベルが高く趣味もあったので制作に誘ってみることに。ちなみにこの前のPSでオープン前から一人で並んでいたのも彼ですw
居酒屋で焼酎をひっかけて、深夜から3人でセッション開始。
ボクとMarcyが二人でやる時は、最初に方向性を話し合って試行錯誤しながら時間をかけて理想に近づけてくんですが、今回はベンがいたこともあり「とりあえずお互いに音出して重ねてきましょ」というラフなノリで。これが意外にハマって、無言でお互いのフレーズがサクサク積み重なっていく。彼はJazz教育とかも軽く受けてたみたいで、ボクが作ったフレーズに即興でコードとかのせてくる。ん〜、快感。
やり方としては、ボクとベンがそれぞれのPCからMarcyのLogicに音を送って、シーケンスを組んでく感じ。外人はGrooveの捉え方や世界観の表現方法が日本人とは違う感覚があるんで、自分じゃ思いつかないフレーズがバシっと出て来た時や、フレージングで迷った時にお互いの意見をぶつけあってる時が、とにかく面白かったす。
んが、展開を作り込む段階になると当然Logic上での作業が中心になってくるので、Marcyの作業負担が加速度的に増大。しかも、完成図を想像してさかりのついた二人がギャーギャー横から言ってくるという地獄。作業も佳境にさしかかった頃には、右からボクが「ああせい」、左からベンが「こうせい」と、立ち上がってジェスチャーを交えながらMarcyを集中攻撃。最後はMarcyがブンブン手を振り回して、「ちょ、ちょ、二人ともがっつくな〜」で我に帰るの繰り返しw 土日合わせて3回は怒られやした。
結局、何もコンセプトを決めてなかったのに、土曜夜〜日曜夕方という短時間の作業で、1曲できてしまってビックリ。Marcyは魚の死んだような目をして、体つきが一回り小さくなったとさ(休日の秋葉原探索は当然キャンセル)。まだ、ミックスダウンが粗いので、きちんとマスタリングしたらそのうち公開しやす。
ちなみにベンはデトロイト育ちらしく、鉄人達のエピソードを色々教えてもらいやした。有名なDetrot系のアーティストとは大抵飲んだことあるってのがビビった。
みんなでやるとお互いに情報交換もできるし刺激も受けるので、色んな人と絡んでやってみたいす。やっぱ音楽は最高のコミュニケーションだね。
<おまけ>
日曜日の朝、DTMの友みどり寿司にBenを連れ逝ったら、あまりにセンスのないセレクトに思わず激写。
外人センスw
YAMADAtheGIANT | 2009年03月23日 | Party, Others | コメント (4)