ベイホールの先の倉庫街へ。ここら辺に来るのは数年ぶり。相変わらず外国みたい。

到着すると業務用の発電機（トラックの荷台に積んでるやつね）がとまってる。工場で使ってんのかなと思ったら、サウンドシステムに200V 引いてやした（一般の電圧は100V）。というか、野外じゃないのに発電機ってｗ

会場は、怪しい倉庫。わかりやすく言うと、刑事ドラマで犯人が人質とって逃げ込むような場所。階段あるのにわざわざジャンプして追い詰めたくなるところ。あぶ刑事なら柴田恭平の方。
　フロアからバーを通り抜けると海に繋がっていて、テラスみたいなスペースに。砂浜のない工業地帯の海って、夜が似合う。テラスまで音がガンガン漏れてるので開放感抜群。
　他にもフロアを見渡せるガラス張りの変な部屋があったり、バーカンの上に中2階のソファースペースがあったりと至れり尽くせり。オーナーが遊び好きな人でDIYなパーティーをちょこちょこやってるみたいですが、良い場所ですね。"ご自由に"感が気に入りますた。

IXSSさんのブースはラックマウント天国で、各チャンネルのグライコまでDJの手元でいじれるという親切さ。音質は、ハンドメイドのスピーカーとリストアしたJBLを使っていて、暖かみある感じ。多分コンプとかかましてなかったので（かましてたらゴメンなさい）、出音でギリギリのラインを探るのが楽しかったっす。

前から気になってたBozakブランドのアイソレーターISO-Xも触ってきますた。アイソのような男らしい機材にイタリックのロゴって、お洒落っすね。（余談ですが、ボクの中では最近、機材には性別があるのではという仮説がブームっす。各機材ごとに相性は存在するし、ケーブル端子はオスメスって言うし。。。キ○ガイと思われたくないので大きな声では話してませんが、まとまったらそのうち書いてみやす。）

アイソは高さが丁度良くきちんと固定されていたので、ひたすらグリグリ。気付いたらいじりすぎで、中指の皮が剥けてやした。イコライジングは激しくやっても脱力が基本だと思ってるんで力はあまり入れてないのですが、（ちなみに「アイソの腕の角度とGrooveの関係性」みたいなテーマなら一晩話す自信ありやす。興味ある人、一緒に飲んで下さい）、ボクは指が長い方なので0dbのポッチが指にあたりまくって剥けたみたい。
　同条件で聴き比べしてないので適当なレビューですが、音の切れと立ち上がりはGarage系のなめらなか感じですた。基本4バンドですが3バンドに切り替えできるので、ストレスもなかったです。やっぱ10万クラスのアイソは1台欲しいなあ。E&S、Dope Real、Bozak、Vestax、Alpha Musicのアイソを、同条件で聴き比べできる所ないっすかね〜。

生音セットでというオーダーでしたが、照明の人がガンガン合わせてきてくれてキモチ良かったので、最終的には水っぽいハウスやってました。終わった後、友人に「ヤクザみたいなDJだな」と言われますた。

この日も雨男ぶりを発揮してしまいましたが、蓋を開けてみれば色んな人が来てたので一安心。ノリが軽過ぎるモロッコ人（山田）と意気投合したり、タコスに舌鼓を打ったり（Mr.つまみ食いことコバヤシステムは３個喰ってやした）、サウンド以外でも楽しませてもらいやした。素敵な機会ありがとうございますた。

横浜は雰囲気のある場所が、まだまだありそうで羨ましいですね。

＜おまけ＞
タコスくれ〜