日本ランドでやってた頃の手ごろな広さが好きだったので、会場が大きくなるにつれ疎遠になってたんですが、あまりの豪華面子につられて久しぶりに逝くことに。
渋滞に巻き込まれながらやっとのことで到着すると、Konono No.1のライブがはじまったとこ。テントも貼らず、無理やりフルアクセルでフロアに飛び込む。はじまったばかりなのに、人の熱気でムンムン蒸し蒸し。レイブでこういう感覚って珍しいかも。
ライブは予想通りの暴走ミニマリズム。増幅フェチを自称しているだけあって、ひずみっぷりもイイ感じ。ボコボコの拡声器スピーカーとか、ナイトクラブとかで使用してたであろう手書きの看板とかイイ雰囲気。メンバーは、ミュージシャンってよりは町内会のおじさんとおばさんって雰囲気で、かなりナチュラル。アフリカのローカルバンドって初めてみたけど、リズム感が異次元だね。技術もスゴイけど、リズムののり方が本能チックというか。腰振りダンスしかしないおっさん(腹出てる)見てたらやたらハッピーになったし、変なベレー帽やキャップもそそられたなあ。音はミニマってるから飽きるかなとも思ってたけど、気づいたら最後までガッチリロックされてました。「踊りましょ~踊りましょ~」って日本語で煽られた時は、わけわからん地点に。。。
Kononoのライブ動画
次に印象に残ったのは、Mark Farina。コノノでアクセル全開で逝ってしまったため、このあたりから個人行動に。マッシュルームJazzはあんま好みじゃないので、テックセットの方を狙ってったんだけど、野外だからかいつもより走ってる感じで個人的にはストライク。あの絶妙なGrooveのキープ感ってなんなだろうなあ。今まで箱向きの人かなあと思ってたけど、レイブでも全然イケました。今度は外でやって欲すい。おなじみのガールフレンドがまたわかりやすい白人踊りしてたので、とりあえずチェックしときやした。
んで、ゴッチン御大。E2-E4世界初LIVEという煽りの通り、この日一番のビッグカード。たまたま関係者席の近くでゴロゴロしてたら、ConradとかMarkとかゾロゾロ中に入っていって、「こんなスゴイ人達でもやっぱ見たいんだあ。」とスターにとってのスターという構図を思い浮かべ、一人でニヤニヤ。フロアにいるみんなの期待感も半端ない。静かに御大が登場すると、「Relaxして聴いて下さい」と挨拶。とりあえず落ちてたビニール袋をゴザに腰をすえ、バッチ来いの状態で迎え撃つ。そこからは、めくるめく70分のロングジャーニー。気がつけばE2-E4がE2-E4でE2-E4な感じに。LIVEパフォーマンスという点では物足りなさもあったけど、ああいう旅に参加できたのは良い経験。うまく流れ乗れず途中で抜けた人もたくさんいたけど、最後は浸りきりる人、ガチ踊る人、イチャイチャする人など、色々なグループが登場して意外にカオスな感じに。巡り巡って各々の居場所を見つけましたみたいな。ちなみにボクの横にいた人は、どうしても踊りたかったらしく無理やりステップ踏んでました。あのステップは無理あったなあ(笑)
ゴッチンが終わってLIVEステージの音が止まると、空の上から投げっぱなしジャーマン(ドイツだけに)くらったような状態に。ん~事情はわかるけど、このほったらかしはツライっす。。。放心状態のままフラフラしてたら、12時過ぎてからはほとんど一人で行動してたことに気づき、ビールを仕入れみんなのテントに戻ることに。テントから「ビール欲しいなあ」と聞こえた瞬間、自分がビール持って登場という奇跡的なタイミングにうれしくなる。
朝方良かったのは、Black Strobe。ブリンブリンのベース、攻撃的なドラムの抜き差し、煽りまくりのマイク、いい感じに再エンジン。ただ、ゴッチンの余韻をアタマの片隅で感じながら聴いてたので、今度はしっかり聴きたいなあ。
でもね、
ビッグウェーブは最後の最後にやってきやした。年に一度に来るか来ないかの大波。それは、LIVEステージのトリを務めた元Dubtribe Sound SystemのSunshine Jones!ダブトラって何枚か持ってるけど淡白な曲多いんで、正直ノーチェックでした。
でも、いざはじまると徐々に異変が。。。ホントにね、ハメんのうますぎなんす。コンガ奏者がシンプルなトラックにあわせて、しつこいくらいずっと叩いてるんだけど、抜けっぷりが良いから全然飽きない。しかもSunshine Jonesとコンガ君の息が、キモイほどぴったり。ずっと見つめあいながら太鼓叩いたりしてて、ありゃ公開セックスですよ。途中から客見ないで、コンガ君見ながらやってたし。野郎同士なのに、すごい顔近づけてたなあ。。。
んで、特にスゴイのがマイク捌き。潜るようなささやきを入れたり、黒い語りを入れたり、白いメロディーをさらっと歌いあげたり、シカゴっぽい煽りを入れたりなどなど、とにかく引き出し多い!単純な歌唱力なら上は腐るほどいるだろうけど、あの絶妙なタイミングとギリギリの世界観ってミラクルでしょ。ほんと、「あ~そうそう。欲しいのは、そういうラインなんです~」の連続。あまりにツボなんで逆にソワソワ。
そんなソワソワが爆発したのは、ヒット曲『Equitorial』がかかったとき。この曲のダミ声ってホント好きで、「面白いボーカリスト見つけてくんなあ」なんて関心しながら、昔よくかけてたんで、イントロの時点で「いただきます」の体勢に。そしたら、自分でいきなり歌いはじめたんで、ブーーーー!!え?アレ自分なの!???1週目はボーカル入りの音源をかけて、2週目でイキナリ歌う演出とかもニクすぎ。生で歌うのは結構難しい曲だと思うけど、Grooveも全然途切れない。途中Din Da Daフレーズを勝手に歌いだしたあたりで完全に・・・・・・思い出しただけで、鳥肌が。。。
Konono No.1やゴッチン御大も素晴らしかったけど、個人的なベストアクトはぶっちぎりでSunshine Jones。ってか、この日に限らず、ここ1,2年の中では一番印象に残ったかも。今まで誰も押してくれなかったツボをピンポイントで押された感じ。久しぶりに、超えられない山見ちゃいました。Key-core流に言えば、Yes!サンシャイン!
9時に音が止まっても、あんなもん見せられたら興奮冷めるわけもなく、結局クローズの3時近くまでダラダラしてやした。帰りは大渋滞にあったり、仮眠したりしてたんで、家に着いたのは深夜1時過ぎ。しばらく余韻に浸れそうです~♪
<おまけ>
イヒヒ
日本ランドでやってた頃の手ごろな広さが好きだったので、会場が大きくなるにつれ疎遠になってたんですが、あまりの豪華面子につられて久しぶりに逝くことに。
渋滞に巻き込まれながらやっとのことで到着すると、Konono No.1のライブがはじまったとこ。テントも貼らず、無理やりフルアクセルでフロアに飛び込む。はじまったばかりなのに、人の熱気でムンムン蒸し蒸し。レイブでこういう感覚って珍しいかも。
ライブは予想通りの暴走ミニマリズム。増幅フェチを自称しているだけあって、ひずみっぷりもイイ感じ。ボコボコの拡声器スピーカーとか、ナイトクラブとかで使用してたであろう手書きの看板とかイイ雰囲気。メンバーは、ミュージシャンってよりは町内会のおじさんとおばさんって雰囲気で、かなりナチュラル。アフリカのローカルバンドって初めてみたけど、リズム感が異次元だね。技術もスゴイけど、リズムののり方が本能チックというか。腰振りダンスしかしないおっさん(腹出てる)見てたらやたらハッピーになったし、変なベレー帽やキャップもそそられたなあ。音はミニマってるから飽きるかなとも思ってたけど、気づいたら最後までガッチリロックされてました。「踊りましょ~踊りましょ~」って日本語で煽られた時は、わけわからん地点に。。。
Kononoのライブ動画
次に印象に残ったのは、Mark Farina。コノノでアクセル全開で逝ってしまったため、このあたりから個人行動に。マッシュルームJazzはあんま好みじゃないので、テックセットの方を狙ってったんだけど、野外だからかいつもより走ってる感じで個人的にはストライク。あの絶妙なGrooveのキープ感ってなんなだろうなあ。今まで箱向きの人かなあと思ってたけど、レイブでも全然イケました。今度は外でやって欲すい。おなじみのガールフレンドがまたわかりやすい白人踊りしてたので、とりあえずチェックしときやした。
んで、ゴッチン御大。E2-E4世界初LIVEという煽りの通り、この日一番のビッグカード。たまたま関係者席の近くでゴロゴロしてたら、ConradとかMarkとかゾロゾロ中に入っていって、「こんなスゴイ人達でもやっぱ見たいんだあ。」とスターにとってのスターという構図を思い浮かべ、一人でニヤニヤ。フロアにいるみんなの期待感も半端ない。静かに御大が登場すると、「Relaxして聴いて下さい」と挨拶。とりあえず落ちてたビニール袋をゴザに腰をすえ、バッチ来いの状態で迎え撃つ。そこからは、めくるめく70分のロングジャーニー。気がつけばE2-E4がE2-E4でE2-E4な感じに。LIVEパフォーマンスという点では物足りなさもあったけど、ああいう旅に参加できたのは良い経験。うまく流れ乗れず途中で抜けた人もたくさんいたけど、最後は浸りきりる人、ガチ踊る人、イチャイチャする人など、色々なグループが登場して意外にカオスな感じに。巡り巡って各々の居場所を見つけましたみたいな。ちなみにボクの横にいた人は、どうしても踊りたかったらしく無理やりステップ踏んでました。あのステップは無理あったなあ(笑)
ゴッチンが終わってLIVEステージの音が止まると、空の上から投げっぱなしジャーマン(ドイツだけに)くらったような状態に。ん~事情はわかるけど、このほったらかしはツライっす。。。放心状態のままフラフラしてたら、12時過ぎてからはほとんど一人で行動してたことに気づき、ビールを仕入れみんなのテントに戻ることに。テントから「ビール欲しいなあ」と聞こえた瞬間、自分がビール持って登場という奇跡的なタイミングにうれしくなる。
朝方良かったのは、Black Strobe。ブリンブリンのベース、攻撃的なドラムの抜き差し、煽りまくりのマイク、いい感じに再エンジン。ただ、ゴッチンの余韻をアタマの片隅で感じながら聴いてたので、今度はしっかり聴きたいなあ。
でもね、
ビッグウェーブは最後の最後にやってきやした。年に一度に来るか来ないかの大波。それは、LIVEステージのトリを務めた元Dubtribe Sound SystemのSunshine Jones!ダブトラって何枚か持ってるけど淡白な曲多いんで、正直ノーチェックでした。
でも、いざはじまると徐々に異変が。。。ホントにね、ハメんのうますぎなんす。コンガ奏者がシンプルなトラックにあわせて、しつこいくらいずっと叩いてるんだけど、抜けっぷりが良いから全然飽きない。しかもSunshine Jonesとコンガ君の息が、キモイほどぴったり。ずっと見つめあいながら太鼓叩いたりしてて、ありゃ公開セックスですよ。途中から客見ないで、コンガ君見ながらやってたし。野郎同士なのに、すごい顔近づけてたなあ。。。
んで、特にスゴイのがマイク捌き。潜るようなささやきを入れたり、黒い語りを入れたり、白いメロディーをさらっと歌いあげたり、シカゴっぽい煽りを入れたりなどなど、とにかく引き出し多い!単純な歌唱力なら上は腐るほどいるだろうけど、あの絶妙なタイミングとギリギリの世界観ってミラクルでしょ。ほんと、「あ~そうそう。欲しいのは、そういうラインなんです~」の連続。あまりにツボなんで逆にソワソワ。
そんなソワソワが爆発したのは、ヒット曲『Equitorial』がかかったとき。この曲のダミ声ってホント好きで、「面白いボーカリスト見つけてくんなあ」なんて関心しながら、昔よくかけてたんで、イントロの時点で「いただきます」の体勢に。そしたら、自分でいきなり歌いはじめたんで、ブーーーー!!え?アレ自分なの!???1週目はボーカル入りの音源をかけて、2週目でイキナリ歌う演出とかもニクすぎ。生で歌うのは結構難しい曲だと思うけど、Grooveも全然途切れない。途中Din Da Daフレーズを勝手に歌いだしたあたりで完全に・・・・・・思い出しただけで、鳥肌が。。。
Konono No.1やゴッチン御大も素晴らしかったけど、個人的なベストアクトはぶっちぎりでSunshine Jones。ってか、この日に限らず、ここ1,2年の中では一番印象に残ったかも。今まで誰も押してくれなかったツボをピンポイントで押された感じ。久しぶりに、超えられない山見ちゃいました。Key-core流に言えば、Yes!サンシャイン!
9時に音が止まっても、あんなもん見せられたら興奮冷めるわけもなく、結局クローズの3時近くまでダラダラしてやした。帰りは大渋滞にあったり、仮眠したりしてたんで、家に着いたのは深夜1時過ぎ。しばらく余韻に浸れそうです~♪
<おまけ>
イヒヒ
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