このあたりからビーチエリアへ。1、2月でも泳げる気候に。
■カンクン
カンクンは予想していた通りバリバリの観光地。ビーチは綺麗だけど無駄に人が多いので落ち着かない。正直、街も人もあまり好きになれず。物価も下手したら地方の数倍くらいするので、クルマだけ借りて即脱出することに。バスターミナル周辺に点在しているレンタカー屋を覗いてたら、1日50米ドルで全額補償の保険込みと安かったので即決。都市間のバス代は、2等車でも数千円するので複数人いたらこっちの方が安いかも。マニュアル車が9割なのでAT車を探すのが大変だけど、日本の免許証とクレジットカードを見せれば余裕で借りれた(国際免許証とかも不要)。あとユカタンは米ドルが結構流通しているので、日本人にとっては米ドルで払った方がペソよりも1.5倍くらい有利な時が多い。
ソカロのサウンドシステムは、さすがに他都市とはレベルが違った。
■トゥルーム Tulum
カンクンを脱出してまず向かったのはトゥルーム遺跡。
ピラミッド自体は普通だけど、遺跡内にあるビーチが綺麗。
■ホルボッシュ Holbox
トゥルーム遺跡の後は、チキーラを経由してホルボッシュへ。メヒコは街以外はほとんどジャングルか草原なので、ドライブしててキモチよかった。
メリダで仲良くなったディエゴや、ベラクルスで話かけてきたおっさんやら、現地人が口を揃えて薦めていたのがこの島。開発途上の小さな島で、道路は舗装されておらず全て砂道。当然、クルマは全く走っていないので、島での移動手段はゴルフカートか自転車のみという質素さ。
島の周りには、エメラルドグリーンの海と純白の砂浜がどこまでも続く。閑静なビーチは独占状態で、海に浮かんでいるのはボク一人だけという時間帯は何度もあった。個人的に今まで見た海の中では、ぶっちぎりで一番美しい。ここに比べたらカンクンのビーチなんか足下にも及んでなかった。
朝起きて町中にあるカーティスメイフィールドがかかるお気に入りのカフェまで歩いてゆっくりと朝食をとって、後は日が暮れるまでビーチで坂本龍一をループしながら本を読んだり泳いだりとまったり過ごす。22時頃には疲れて就寝。ん〜こんな贅沢な時間はないわ。ピーピーテクノが一切聴こえないというのもメヒコでは奇跡的。
至福の時
メキシコは空が異様に近いため、月が異様に大きく、昼間でも月は見える。太陽と月に対する信仰心が強かったり、UFOの目撃例が多いのは納得。特にフルーム—ン近くになると月明かりで影ができるほど明るい。
街頭ゼロでこの明るさ
Holboxは何故かルートから外しているパッカーの人が多いけど、たかだか数千円をケチって行かないのは絶対損だと思う。実際、島で働く人々は現地人だけでなく、自然に惚れて各地から流れ着いた人が多かった。コカコーラが大型ホテルを建築しようとしているらしく、島の人は後に紹介するイスラムヘーレスみたいになるんじゃないかと心配してた。
もし行く機会がある人は、海沿いのCasa Iguanaというホテルがオススメ。カンクンの安宿と同じ値段で、びっくりするようなセレブ部屋に泊まれやす。
■イスラムヘーレス Isla Mujeres
ホルボッシュで最高にリフレッシュした後、向かったのが魔のイスラムヘーレス。地球の歩き方に「かつてのパッカーの聖地」みたいな間違った説明がされてて、ま〜騙された。リュックの位置高めなダサい白人が街を蹂躙したとしか形容できないヒドさ。街中には白人御用達のダサいロックバーやディスコが並び、ビーチも言うほど綺麗じゃない。当然、物価も高い。まあ、欧米人からしたらボクらが韓国や台湾に行くような距離感だろうからそこまで求めてないんだろうけど、全くメヒコにいる気がしないw タイのカオサンとかの欧米ポップスが流れるようなダサいバーには白人がよく溜まってたけど、ああいう残念な感じが島全体に広がってると思って頂きたい。
白人にレイプされた島w
事前に何人かの外人旅行者から「イスラムヘーレスならPoc-naという安宿が面白いよ」と聞いてたので期待するも、要は英語圏の旅行者が大集結しているというだけで、わざわざ泊まるような場所ではなかった。「神々の指紋」の作者の息子がいて、シンクロニシティは宇宙からのメッセージだとかピラミッドに隠された暗号だとか、朝っぱらから延々とスピった話を聞かされる。確かにみんな良い奴なんだけど、なんだろうこのいたたまれない感じは。何週間も滞在している人もいたけど、ボクは全く馴染めず。
到着日にちょうどフルムーンだったので、ワクワクしながらビーチパーティーへ。んが、イスラムヘーレス節は変わらず。ボクは、音楽とか客層に対してのキャパは広い方だし、バリバリのバックパッカーというわけでは全くないのでゆるく楽しめちゃう方だけど、これは無理。欧米のヒット曲連発のメヒコDJと、それで喜ぶリュック高め外人に殺意を覚える。「てめえ、旅先でのフルーム—ンの意味わかってんのかよ」と小一時間説教したくなったw イスラムヘーレス行きのフェリーで仲良くなったアメリカ人と一緒に行ったけど、彼も閉口して12時頃にはフェードアウト。ボクは3時頃まで粘るも何も起きずにノックアウト。ただ、メヒコ人がダサいというより白人文化の蹂躙っぷりがダサいだけだからね。これならビジャエルモッサのディスコで、左とん平とワイワイやってた方が数倍楽しかった。
結局2日くらいしかいなかったけど、この島で唯一良かった思い出は、野良犬が可愛かったというくらい。悪いことはあまり書きたくないけど、今後行く人がルートに入れたら可哀想なので辛辣に書いときやした。他の旅行者と話しててもカンクンとイスラムヘーレスを褒めてる人はいなかったので、ボクの感覚はズレてないと思うw
次回はチアパス、オアハカ編です。
■カンクン
カンクンは予想していた通りバリバリの観光地。ビーチは綺麗だけど無駄に人が多いので落ち着かない。正直、街も人もあまり好きになれず。物価も下手したら地方の数倍くらいするので、クルマだけ借りて即脱出することに。バスターミナル周辺に点在しているレンタカー屋を覗いてたら、1日50米ドルで全額補償の保険込みと安かったので即決。都市間のバス代は、2等車でも数千円するので複数人いたらこっちの方が安いかも。マニュアル車が9割なのでAT車を探すのが大変だけど、日本の免許証とクレジットカードを見せれば余裕で借りれた(国際免許証とかも不要)。あとユカタンは米ドルが結構流通しているので、日本人にとっては米ドルで払った方がペソよりも1.5倍くらい有利な時が多い。
ソカロのサウンドシステムは、さすがに他都市とはレベルが違った。
■トゥルーム Tulum
カンクンを脱出してまず向かったのはトゥルーム遺跡。
ピラミッド自体は普通だけど、遺跡内にあるビーチが綺麗。
■ホルボッシュ Holbox
トゥルーム遺跡の後は、チキーラを経由してホルボッシュへ。メヒコは街以外はほとんどジャングルか草原なので、ドライブしててキモチよかった。
メリダで仲良くなったディエゴや、ベラクルスで話かけてきたおっさんやら、現地人が口を揃えて薦めていたのがこの島。開発途上の小さな島で、道路は舗装されておらず全て砂道。当然、クルマは全く走っていないので、島での移動手段はゴルフカートか自転車のみという質素さ。
島の周りには、エメラルドグリーンの海と純白の砂浜がどこまでも続く。閑静なビーチは独占状態で、海に浮かんでいるのはボク一人だけという時間帯は何度もあった。個人的に今まで見た海の中では、ぶっちぎりで一番美しい。ここに比べたらカンクンのビーチなんか足下にも及んでなかった。
朝起きて町中にあるカーティスメイフィールドがかかるお気に入りのカフェまで歩いてゆっくりと朝食をとって、後は日が暮れるまでビーチで坂本龍一をループしながら本を読んだり泳いだりとまったり過ごす。22時頃には疲れて就寝。ん〜こんな贅沢な時間はないわ。ピーピーテクノが一切聴こえないというのもメヒコでは奇跡的。
至福の時
メキシコは空が異様に近いため、月が異様に大きく、昼間でも月は見える。太陽と月に対する信仰心が強かったり、UFOの目撃例が多いのは納得。特にフルーム—ン近くになると月明かりで影ができるほど明るい。
街頭ゼロでこの明るさ
Holboxは何故かルートから外しているパッカーの人が多いけど、たかだか数千円をケチって行かないのは絶対損だと思う。実際、島で働く人々は現地人だけでなく、自然に惚れて各地から流れ着いた人が多かった。コカコーラが大型ホテルを建築しようとしているらしく、島の人は後に紹介するイスラムヘーレスみたいになるんじゃないかと心配してた。
もし行く機会がある人は、海沿いのCasa Iguanaというホテルがオススメ。カンクンの安宿と同じ値段で、びっくりするようなセレブ部屋に泊まれやす。
■イスラムヘーレス Isla Mujeres
ホルボッシュで最高にリフレッシュした後、向かったのが魔のイスラムヘーレス。地球の歩き方に「かつてのパッカーの聖地」みたいな間違った説明がされてて、ま〜騙された。リュックの位置高めなダサい白人が街を蹂躙したとしか形容できないヒドさ。街中には白人御用達のダサいロックバーやディスコが並び、ビーチも言うほど綺麗じゃない。当然、物価も高い。まあ、欧米人からしたらボクらが韓国や台湾に行くような距離感だろうからそこまで求めてないんだろうけど、全くメヒコにいる気がしないw タイのカオサンとかの欧米ポップスが流れるようなダサいバーには白人がよく溜まってたけど、ああいう残念な感じが島全体に広がってると思って頂きたい。
白人にレイプされた島w
事前に何人かの外人旅行者から「イスラムヘーレスならPoc-naという安宿が面白いよ」と聞いてたので期待するも、要は英語圏の旅行者が大集結しているというだけで、わざわざ泊まるような場所ではなかった。「神々の指紋」の作者の息子がいて、シンクロニシティは宇宙からのメッセージだとかピラミッドに隠された暗号だとか、朝っぱらから延々とスピった話を聞かされる。確かにみんな良い奴なんだけど、なんだろうこのいたたまれない感じは。何週間も滞在している人もいたけど、ボクは全く馴染めず。
到着日にちょうどフルムーンだったので、ワクワクしながらビーチパーティーへ。んが、イスラムヘーレス節は変わらず。ボクは、音楽とか客層に対してのキャパは広い方だし、バリバリのバックパッカーというわけでは全くないのでゆるく楽しめちゃう方だけど、これは無理。欧米のヒット曲連発のメヒコDJと、それで喜ぶリュック高め外人に殺意を覚える。「てめえ、旅先でのフルーム—ンの意味わかってんのかよ」と小一時間説教したくなったw イスラムヘーレス行きのフェリーで仲良くなったアメリカ人と一緒に行ったけど、彼も閉口して12時頃にはフェードアウト。ボクは3時頃まで粘るも何も起きずにノックアウト。ただ、メヒコ人がダサいというより白人文化の蹂躙っぷりがダサいだけだからね。これならビジャエルモッサのディスコで、左とん平とワイワイやってた方が数倍楽しかった。
結局2日くらいしかいなかったけど、この島で唯一良かった思い出は、野良犬が可愛かったというくらい。悪いことはあまり書きたくないけど、今後行く人がルートに入れたら可哀想なので辛辣に書いときやした。他の旅行者と話しててもカンクンとイスラムヘーレスを褒めてる人はいなかったので、ボクの感覚はズレてないと思うw
次回はチアパス、オアハカ編です。
≪ 続きを隠す