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right.gif メヒコ旅行記2

ベラクルス、ビジャエルモッサ、カンペチェ編。

■ベラクルス Veracuruz






シティで数日プラプラして飛行機の疲れをとった後、まず向かったのはベラクルス(シティのレポは後ほど)。海沿いの落ち着いた街で、メヒコらしいキュートな町並みと飯にやられる。ビーチは観光地化されていて全く面白くないけど、中心部からちょっと歩いたところにある高級住宅街でも原色ペンキを塗りまくっているので街歩きが楽しい。


 伝統音楽が盛んらしく広場ではよくライブがやってる。週末の広場でやってたあるバンドのドラム&ボーカルを担当していたおそらく10代の子のレベルが、めちゃくちゃ高かった。数は少ないけど屋台もハイレベルなところがチラホラ。ホテルで寝てたら変態インド人らしき旅行者の覗きにあう。

■ビジャエルモッサ


次に向かったのがビジャエルモッサ。仲良くなったメキシコ人が「醜い街」と評していた通り、街並はごちゃごちゃしていて汚く見て廻るような場所もないけど、メヒコっぽい人懐っこさといい加減な感じが同居している。ソカロ(大広場)ではスピーカーを繋いで勝手に音楽を鳴らしたり、昼間からテキーラをジュースに見せかけて飲んでるおっさんがいたり(一応、公共の場での飲酒は禁止されているので)、道端ではマリンバの演奏をしてたりと下町風情が気に入る。

昼のソカロ

夜に若者がスピーカーを接続し、好きな音楽を鳴らし始めると、歩いている人達がゾロゾロ集まってきてみんな踊り始めた。

※みんなそこら辺を歩いてた知らない人同士です。

電源は電信柱から直取りw

トランスバス

電飾つけた2階建てバスで、打ち込みを鳴らしながら街を爆走するというだけのアホなバス。こんなもん誰が乗るのかと観察してたら、地元の子供連れ家族などがキャーキャー言いながら乗ってた。メヒコの道路は、舗装が甘い上にTopeと呼ばれるスピード抑止用の大きなコブがあって大きく揺れる上に、2階に座ってると木や電線がバシバシ当たってくるので、ジェットコースター気分を味わえる。

ディスコSalsa

週末に逝ったディスコSalsa。川沿いにある半屋外のロケーションで、かなり賑わっていた。音楽はメヒコっぽい打ち込みとサルサなどのライブ。箱お抱えのDJ、バンドらしく音楽性の好き嫌いはあるにせよレベルは高かった。お客はとにかくみな踊りがうまい。
 チョロっと一杯のつもりで入るも、たまたま隣にいた左とん平似のおっさんに気に入られてしまい、一晩中ビールを奢ってもらう。他のクラブやディスコでも仲良くなると酒やタバコはまわしたりしていたので、酒やタバコはシェアする意識が元々高いみたい。地元民の生活の一部にディスコが入り込んでる自然な感じが良かった。

■カンペチェ Campeche
次に向かったのがカンペチェ。さすが世界遺産に登録されているだけあって街の美しさは眼を見張る大人な街。ヨーロッパの影響を強く残したコロニアル建築が立ち並び、街全体がディズニーランドのような風景。






ソカロの雰囲気はビジャエルモッサとは大きく異なり、クラシックや伝統舞踊が行われハイソな雰囲気。ただ、質の良い安宿が中心部に点在していて、飯もメルカド周辺まで歩けば安いので見た目よりは経済的に過ごせる。

ソカロで使われているシステムもビジャエルモッサとは大違い

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