■先日ミラクルを起こした錦糸町ビルジャックに続き、今回も盛り上がってやした。weekendは勢いがありやすね。
　有名人に頼ったりとか身内で固めましたみたいなノリもなく、DJ陣のクオリティーが高かったのが印象的ですた。オーガナイザーのコバヤシくんのセンスなんでしょう。特にFT帰りのword of mouthのヒゲプレイは、今まで見た中で一番良かったす。ヒゲの番から明らかにフロア化してやした。
　ピュアセルフはボク含めてメンバーがみな多忙なのちょいとお休み中ですが、話は水面下で色々はしてるので、きちんと戻ってきますんでお楽しみに。あ、agree君の選曲もカッコ良かったす。

■途中、警察や警備員が来たものの数と勢いで押しきり中断もなく無傷。警備員のおじいちゃんとずっと話しこんでたら段々心開いてきて、警備する側の本音を色々聞いたけど、みんな悪い奴じゃないんだよね。東京が異常に住みにくいというだけで。

■この日は、びっくりするくらい久しぶりな友人に会いまくり、お酒やらなんやら楽しく頂きやした。しょっちゅう連絡を取る人ばかりが人間関係じゃないし、パーティーで会う人達は大切です。

■夜になると先週同様カオスな方向に。毎回思うけどボクがやると、なんでこんなのやこんなのばかり寄ってくるんだろw　自分の中では、色っぽい音もかけてるつもりなんですが。まあ、音やGrooveに共感してくれるのは素直に嬉しいですけど。ちなみに、写真のDef mixな外人は、相当シンクロしたみたくブース横にずっと張り付いてたんだけど、終わった後うすいさんが「どっちがジャイアントか、わからねえな」とポツリ。

バブル時代に植え付けられた幻想でDJってもっと華やかな世界だとずっと信じてやしたが、もう完全に諦めやした。

■代々木公園のような場所でのパーティーは（ほぼ）ノーリスクでできるし、みんなの心の鍵もゆるくなるんで、ぶっちゃけ誰がやってもある程度は盛り上がると思うんですが、そういう中でもコンセプチャルにやろうとするweekendクルーの姿勢はDJとしてはやりがいありました。もち何も考えずノリだけで生まれたモノにも美しいものはあるにせよ、ボクはオーガナイザーの考えるコンセプトとか客の求める理想を実現できるように、もっと技術とかクオリティーを追求してきたいです。
　こういうことばかり考えてるから面倒くさい奴と友人に笑われるわけですが、生まれ持った性格だから仕方ないんすよ。。。なんで、面倒なことはこっちで処理するんで、お客さんは何も考えずに遊びに来てもらえれば嬉しいす。色々書いてますけど、知識や経験の量で発言権が決まるフロアなんて何の価値もないと思ってますんで。

■フラッシュライトとスモークの中で回すのも大好きだけど、空の下で回すのはまた別の快感がありやすね。みなさんありがとうございやした。weekendの今後の動きにも期待してやす。

P.S
この日に入籍

P-34＆Aカップルおめでとう！LIVEraryのバーテンしてもらってた時に、何周もしたファッションセンス(裸エプロンや仮面舞踏会)で客をドン引きさせる姿を見ながら「この変態に結婚は無理だな」と確信してやしたが、人並みの幸せを手に入れて何よりです。末永くお幸せに〜☆

＜おまけ＞
私は誰でしょう？
※ヒント: １日で大暴落した人

発表会と聞いていたので、親や友人を集めて和気藹々とした雰囲気でやるるんだろうと軽い気持ちで行ったら全然ガチ。
　会場に入るなりドレスアップしてる人がいて育ちの良さぷんぷん。LIVEraryから乗り込んだ3名は明らかにアウェー。前日にはみんなで「ひょっとしたら、お洒落とやらをした方がいいんじゃねえか」とか電話会議してたくせに、当日集合してみれば乞食とヒッピーのパーティールック。育ちは一夜漬けでは隠せないようす。

コンサートは、グランドピアノの伴奏にソプラノが乗るというスタイルで、当然ノーアンプ。ノー電気。今時、電気を一切使わないライブなんて滅多にないので貴重な体験ですた。
　U嬢は声量が半端なくマイクなしなのに、膝に置いてた鞄がブルブル震えたり、ピアノや建物に反響して自然エコーがかかったりしてやした。音楽教育を受けた人間の凄みをヒシヒシと感じながら2時間を堪能。「Jack your body」とか言って喜んでるボクみたいなもんとは違いやすねｗ　終わった時には泣いてる人とかもいて、「昼間からトバしてるなあ」と心の中で優しく突っ込みをいれたけど、確かにそのくらいトリップ感はあったかと。

帰りは、中華街で食い倒れ。U嬢はこの日かなり株を上げたのですが、翌日の代々木公園で酔っぱらいプラスマイナスゼロですた。

∞>>>>Weekend<<<<∞
4/6(日)＠代々木公園(西門付近)　※場所は微妙に移動する場合があります。
12:00〜sunset happy hour??
DEEPHOUSE TECHHOUSE TECHNO DISCODUB

流浪の移動式パーティー『weekend』が、錦糸町空きビル占拠に続き今回は代々木公園を緊急ジャック。
サイケデリックブラックネスをコンセプトに黒汁全開の面子が集結。
サイケデリックダンションLIVEraryよりYAMADAtheGIANT!!!
A MAN OF THE SPACE AGE / Pureself /よりword of mouth !!!
Midnight Theme / ANALSTATIONよりchack!!!
POP YOUR PUNK よりagree!!!
花見はまだまだ終わりません!!!

Park DJ
☆YAMADAtheGIANT(LIVErary/Pureself)
☆word of mouth(a man of the space age/Pureself)
☆chack(Midnight theme)
☆agree(Pop a pan with strawberry jam)

タイムテーブル
12:00-13:30 YAMADAtheGIANT
13:30-15:00 word of mouth
15:00-16:30 chack
16:30-18:00 agree

杉山氏がやってたスコアを利用した生ドラム処理とか、Dubmaster Xが小田和正/言葉にできないを市販CDからサンプリングしてDub Mixにした解説が興味深かったす。
　特に、驚いたのはDubmaster XはCubase使いだと思ってたけど、今はロジックで完パケしてるみたい（ミックスにもProtoolsは一切使わないらしい）。「オレはLogic使いだけど、機能の半分もわかってない」とか、他人の解説中に「ちょっと、そのショートカットキーどうやるの！？」とか節も炸裂してやした。NS-10をでかい音でブンブン鳴らす人はわかってないとか、Protoolsなくたって作り込めるとか、サンレコが煽ると変な機材が高くなるとか、ブラックトークも随所にあり（ぶっちゃけてるのはほとんどDubmaste Xだったけどw）。

まあセミナーの性格的にLogicびいきなファイルを持ってきたってのはあるにせよ、画面を見る限りプリセットの音源やプラグインを結構使ってたし、予想よりシンプルだったのが意外でした。ゴールに至る過程に無駄とか迷いがいかに少ないってことなんでしょうね。当たり前だけど、一線で食ってる人はレベル違うす。

しっかし、アレンジメントビューって本当に性格でやすね。同じソフトとは思えないくらいみんな画面が違う。プロのファイルはおろか他人のファイルってあんま見る機会などないので新鮮。特にDub Master Xは、BusとAuxを駆使して変なトラックのまとめ方をしていたのが印象的ですた。

もうちょい細部に突っ込んで欲しかったけど、２時間でフリーということを考えれば大満足な内容ですた。DAW使ってる人なら誰でも楽しめる内容だったので、またやって欲しいっす。場所柄なのか、客層もそれっぽい人だけでなくサラリーマンから外人までバラエティーに富んでやした。

セッティングしてる段階で既にポツポツきてたので、自分のDJは諦めて飲みモードへ。

大幅に開始時間が遅れてドユルな雰囲気を、ジワジワとビルドアップして空気を作ったw.o.m。Pureself以降、徐々に成長してる気がす。髭。

マイケルお手製のサイケデリックおにぎり。
アタリとハズレがあって、アタリは普通に美味しいけど、ハズレは激辛唐辛子が入ってる。

ニートスローバギル改めセレブ登場。犬を連れてきたｗ

見学するバギル犬。。

相変わらず、力の注ぎ所を間違ってるうすいさん。でも、BBQなし＆雨でもやれるという底力を見せてやした。うすい開きができて嬉しそう。


雨なのに人が増えてきた。

この日のMVPであるMacy。

彼は元バリバリのB-boyでありながら、ヘビーなアキバ族でもあり、でも創る曲はエレクトロニカだったりと昔から意味不明な人物です。かなり早い段階からLIVEスタイルに移行しただけあって、Ableton liveを使いこなしてやし、往年の名曲を自分で編集したブレイクを矢継ぎ早にミックス。生身では再現できないGrooveをPCで見事に表現してやした。
　ボクを含めた数名の友人を除いてあの場で彼を知ってる人はいなかっただろうし、システムも雨でボロボロで音質が良いとはお世辞にも言えなかったけど、間違いなく人は踊ってたはず。くだらない格付けとか楽屋受けみたいなノイズも一切なかったし、小さいながらも純粋に音が人の感情を動かした美しい瞬間を見やした。
　ちなみに、The 2nd Chaotic Tourや今度出るMix CDのマスタリングをやってもらってるのも彼す。今では絶滅寸前となった音圧至上主義者です。

日が暮れ、ブースが暗い。。。

警察来たけどドユルだったので楽勝。

そして、カオスな状況に

雨が強くなってもお客さんが引く気配もなく、気付いたらボクの番に。Macyのプレイはほぼ完璧だったし、雨で機材の限界が近そうだったので、ミックスで地道にGrooveを積み重ねるのは諦めて、急遽ヘッドフォンをマイク代わりにして煽りながらやるスタイルで。ガッツリDJやるつもりだったのでマイク握るつもりじゃなかったのになあｗ　まあ花見だし無礼講ということで。自分のデモトラックもかけましたが、意外に踊ってたのが嬉しかったす。DJとはまた違った快感だね。　

ｆoliday君がくれた動画が、夜の雰囲気をよく捉えてやす。注）この時、大雨です。

軽く撤収を手伝った後、家に帰ってみるとレコードや持ち込んだ機材が泥だらけ。放置すると大変なことになるので、疲れ身に鞭うって全てのレコードと機材をクリーニング。Shelterでもらった速乾性の高い洗浄液が大活躍。バランスウォッシャーみたいに面倒じゃないから、気に入ってます。
　機材の動作はまだ確認してやせんが、多分大丈夫でしょ（と信じたいｗ）。ボクは、オーディオマニアでもコレクターでもないんで、消費してなんぼと強がっておきやす。

クリーニングがだいたい終わったあたりで、手塚太虫改め暇男（この日に太虫帽を無くし漫画家廃業）とLIVErary公認打上会場であるムエタイ居酒屋『オーエンジャイ』へ。中に入ると９割がタイ人で、大雨かつ日曜の夜とは思えない盛り上がり。代々木公園から一気にカオサンに意識が吹っ飛ばされ、グリーンカレー＆クーシンサイを貪ってフィニッシュ。朝からほとんど食ってなかったので美味過ぎた。

D.I.Y.だから美しいというような単純論法は好きじゃないけど、最後まで残ってた人達が雨を吹き飛ばすような熱気には、心動かされるものがありやした。クラブでガッツリやるのも好きですが、こういのもまたやりたいす。オーガナイズのCoexクルーの皆さん、お疲れ様でした～★

と、思ってたら、今週末も土日に代々木公園でなんかやるみたいです。ボクは日曜日の昼くらいにまわす予定です。詳細決まったらまた告知しやす。

＜おまけ＞
食べる？
食べない・・・
踊ろ

（一部Photo by うすいさん）