金曜日は、Simply Redの屋敷豪太、Dub Master Xこと宮崎泉、エンジニアの杉山勇司という一癖ありそうな面子がLogicセミナーをやるというので銀座アップルストアへ。要は、3人がそれぞれのLogicファイルを披露しながら、どんなことやってるかってのをダラダラ話すというものですた。
杉山氏がやってたスコアを利用した生ドラム処理とか、Dubmaster Xが小田和正/言葉にできないを市販CDからサンプリングしてDub Mixにした解説が興味深かったす。
特に、驚いたのはDubmaster XはCubase使いだと思ってたけど、今はロジックで完パケしてるみたい(ミックスにもProtoolsは一切使わないらしい)。「オレはLogic使いだけど、機能の半分もわかってない」とか、他人の解説中に「ちょっと、そのショートカットキーどうやるの!?」とか節も炸裂してやした。NS-10をでかい音でブンブン鳴らす人はわかってないとか、Protoolsなくたって作り込めるとか、サンレコが煽ると変な機材が高くなるとか、ブラックトークも随所にあり(ぶっちゃけてるのはほとんどDubmaste Xだったけどw)。
まあセミナーの性格的にLogicびいきなファイルを持ってきたってのはあるにせよ、画面を見る限りプリセットの音源やプラグインを結構使ってたし、予想よりシンプルだったのが意外でした。ゴールに至る過程に無駄とか迷いがいかに少ないってことなんでしょうね。当たり前だけど、一線で食ってる人はレベル違うす。
しっかし、アレンジメントビューって本当に性格でやすね。同じソフトとは思えないくらいみんな画面が違う。プロのファイルはおろか他人のファイルってあんま見る機会などないので新鮮。特にDub Master Xは、BusとAuxを駆使して変なトラックのまとめ方をしていたのが印象的ですた。
もうちょい細部に突っ込んで欲しかったけど、2時間でフリーということを考えれば大満足な内容ですた。DAW使ってる人なら誰でも楽しめる内容だったので、またやって欲しいっす。場所柄なのか、客層もそれっぽい人だけでなくサラリーマンから外人までバラエティーに富んでやした。
コメント:
>特にDub Master Xは、BusとAuxを駆使して変なトラックのまとめ方をしていたのが印象的ですた。
Dub Master Xはサンレコとかでも
こんなやりかたをいつも紹介してる、
バスでドラムをまとめたり、
シンセをまとめたり、
バスでまとめたドラムをAUXでさらに
違うトラックに送って、歪ませた物を、
混ぜたり。AUXとBUSは色んな感じに
使えて面白い。
mixiコバヤシ | 2008年04月07日 14:55