カンボジア旅行記もこれで最後。
■恒例のグルメランキング。
カンボジア料理は出汁、甘みに集約される。味の素的な親しみやすい旨味成分と関西風な薄味は日本人なら何食ってもうまい。
第6位 カンボジア鍋
卵&生しゃぶしゃぶしたり締めにうどん投入したりと日本的。牛の脳みそもうまい。
■第5位 アンコールトムで食べた卵フライと照り焼き定食
アンコールトムのレストランは高いけど飯観光客向けに洗練されてて旨い。
■第4位 骨付き肉のなにか
チングラマングラ作
ティロ君の家で飲んでる時に出てきた肉。ビールに合う味の濃さ。つまみ。
第3位 バナナ・パンケーキ
タイにもあるバナナ・パンケーキ。これ大好きなんす。発酵させた生地にバナナとチョコレートソースとミロをぶちこんで鉄板で焦がすだけ。タイはお好み焼みたいな形でだすけど、カンボジアはロールしてあり味も繊細。SHIN1くんいわくフランスで食べたパティシエとかのスイーツよりも旨いとのこと。たこ焼きと同じで作る人によって味が変わるので、見極め重要。油多くひく人は大抵ヘタです。
■第2位 フォーライフで食べたフランス風のステーキ
どこがフランス風?
独特の甘みソースが絶品。
カンボジアで特筆すべきはフュージョン料理。要は外国人が多いので異国料理とカンボジア料理をミックスさせた料理が盛んなんだけど、原作をほぼ無視して想像でやってるもんだから、最終的には食べたことのないオリジナル料理ができる。おそらくカンボジア人はかなり料理センスのある民族っぽい。フォーライフはパブストリートの裏路地ありやす。
■第1位 カンボジアンジャパニーズフード
不動の一位はなんと日本食w フュージョン料理の魅力にとりつかれたボクらは当然日本食にもチャレンジ。日本に一度も来たことがないシェフがつくる斬新な日本食の数々にSHIN1くんも絶賛。シカゴハウスでもよくある現象だけど、想像力と情熱がオリジナルを超えるとはこのこと。カリフォルニアロールの向こう側をみた。HASHIは2012年にできた新しい店だけど2回も通った。現地だとかなり高級店だけど、一人20$もあれば飲み散らかせれるのでオススメ。
ツナロール
天ぷらロール
ナス田楽w
天ぷらアイス
シェフ
彼はボクらよりも若く、ドバイで10年近く修行していた現地では有名な料理人だそうな。話してみると本人は忠実な純日本食を目指してるみたいだけど、もっとゲテモノ路線を突き進んでほしい。
JAPANESE FLIPPERは、MIDORIなる日本のメロンリキュールを使ったカクテルで超うまい。全く和を感じさせないけど、純和風カクテルとして扱われているw
■アートランキング
カンボジアは絵本がイナたくていい。憎めないタイトルと画風にやられます。
Stupid man
One Pencil
カンボジア版J.Gバラード「クラッシュ」?
割り込みして死亡w
最後は成仏w
サンドイッチw
怪談もあった。
えぐい
■カンボジアの原風景を取り続けているJohn McDERMOTTなる写真家のギャラリーもよかった。空港にも彼の写真が売ってるみたいだし有名な人みたい。
6号線に向かう川沿いのギャラリー
■ボクがみたカンボジアの魅力は「終わりなきピクニック」という言葉に集約されます。街から遠く離れずとも自然と文化に溢れ、気軽な散策とおいしいごはんが楽しめる国。旅行中ずっと滞在していたシュムリアップは、古都で観光地で川があって食があってと日本でいうと京都に似てたかな。有名な遺跡よりも小さい寺や村に食いついてやしたが、旅の記憶をすべてさらったのはベトナム人集落コンポンプラック。あの衝撃を肴にしばらくは良い酒が飲めそうです。結局、ボクとShin1君の中ではカンボジア=コンポンプラックの国になりましたさ。
<おまけ>
帰国してすぐたまたまティロ君が仕事で来日してたので、居酒屋で再会。