先週末のお話。
■土曜日はChidaさんやYouさんとLucid Dream@Moduleで。YellowのスタッフがModuleに流れていて、久々に再会した友人もいてアガりやした。音質含めて雰囲気も少し良くなってた模様。ネットで流れてる黄色の噂も聞いてみたけど、信憑性ないみたいす。ちょっと安心。
■Chidaさんのプレイは、確実に大箱の週末を通過した感のあるドハメでやられますた。ハメって、なんとなくやってもソレっぽく見えるので安易にやってるDJもたまにいるけど、フェイクと本物はすぐわかるから怖いっす(あ、ちなみにボクはドハメは苦手です)。久しぶりにブース裏で変わる時に、「うまっ」とビビりやした。ミックステクや選曲とか随所にわかってる感がプンプン。今度、普通に遊びに行きたいす。
Youさんは、もう完全にTraktorを使いこなしてて、綺麗に鳴ってやした。多分Moduleくらいの大きさであれば、踊るのには問題ないんでしょうね。僕はビビリなんで「プレイ中にPCがご機嫌悪くしたら~」とか考えると怖くて手を出せないんですが、ちょっと欲しくなりやした。
ボクも久しぶりに箱鳴りする場所でやったので、ズンドコした曲をたくさんかけて満足。ブースのレコード置き場にバッグから詰め替えるのって、なんかDJしてる感じがしていいっすよね。
あ、あとアルファミュージックのアイソも初めて触りました。Vestaxの安アイソに慣れてると5時まで回るロータリーってなかなか慣れんす。高級アイソはどれもロータリーの間隔を長くとりがちだけど、片手で2つ触りたいからロータリー同士の間隔は短くして欲しいんだよなあ。Vestaxと比べたわけじゃないけど、音質は良さそうでした。
■実は、Moduleの前にあったCave時代のド平日に一度まわしたことがあるんですが、あの時やった印象は小箱ってイメージですた。今のModuleって、どっちかって言えば中箱~大箱に近いイメージっすよね。そう考えると、箱鳴りするようないわゆるクラブって本当に減りましたね。
ボクが箱鳴りの基準にしてるのは、DJブースにいても足から振動が伝わること。フロアにいるとしたら、一番低いバスドラの"ズーン"が、足と腹にくること。これ大事なんす。
周りでも箱にこだわって頑張ってるDJは未だにいるけど、箱鳴り(と照明)はある種の共有体験してしまった人間にとってはやっぱ捨てがたいんす。
最近はサウンドシステムを所有するクルーも増えてやすが、どんな化け物システムを野外で組んでも、音の返しのない野外でクラブ程の"体感"を表現するのは事実上不可能です。ウーハーを何発か入れても、クラブと同程度の体感を野外で出すのには、おそらく数倍の出力が必要になり、リスニングポイントも限られてくるので現実的に難しいんす。
Yellow Finalのレポで「箱を震わすからハウス」と書いたのは、体感の音楽だからす。野外でトランシーな音が映えるのは、雰囲気もありますが抜けの良い音質と分離の良い音がマッチするからなんす。トランスとハウスの音源を持っている人は、キックとベースの成分だけでも聴き比べてみればこの傾向はなんとなくわかると思いやす。
前にやったPureself Raveでは狭いスペースを四方で囲み、箱鳴りに近い体感を再現できないかと試したんですが、野外にしてはかなりの音を出しやしたが、クラブの箱鳴りにはまだまだかなわなかったです。
もちろん箱鳴りはクリアじゃなかったり音がたまったりとかデメリットもあるので、野外と箱のどちらが上とかじゃないですよ。野外の音は、箱にない開放感があるのでボクも大好きです。
ただ、野外で自然と一体化するのが楽しいように、フロアが一晩を通じて七変化する様にクラブの面白さがあると思うんす。だから、クラブに居心地の良さを求めるのはお門違いだし(あんな爆音と煙が充満する空間が居心地良いわけがない)、むしろ逃げ場の無さから生まれる一体感こそ醍醐味かと。
話逸れちゃいやしたが、やっぱ箱っていいなあと感じたわけす。
■そんで、Module終了後、朝方そのまま山梨へ。クルマで2時間と予想以上に近い。ロケーションが最高で、フラっとキャンプに来ても楽しめそうな場所でした。屋台で出てた宇宙丼がおいしかったっす。運転してくれた太マット&cx君ありがとう。
ハーフの子供の可愛さは反則
BJ wom
うすいさんをおびやかす存在
和泉中央のブースはクレーン車まで
<おまけ>
葛飾の太島康介
コメント:
すごいおもしろい話があるんですけどw
ramu | 2008年09月13日 17:55