スリランカは品とバランスの国。人は貧富や年齢関係なく親切だし、騙されたりすることは一度もなかった。食事は、絶妙な薄味で濃い味に慣れている下町出身のボクですらかなり旨いと感じた。
気候は、短パン&Tシャツで余裕でそよ風のせいか、日差しほど暑さも感じない。今までの旅行人生で、飯と人の両方ともに満足できたのはメキシコしかないけど、スリランカも同等クラス。`飛行機で隣に座ったイギリス人旅行者も、「20年前のインドネシアを彷彿とさせる東南アジアの原石」と絶賛してた。
■グルメランキング。飯に外れなし。
ビールのつまみに最高なジャンクフードも充実。
カード(スリランカのヨーグルト)は絶品。
ココナッツのふりかけ。
濃厚な甘さの南国マンゴ。
グルメのランキング二位はダールカレー(チリを使わない豆カレー)。どんな店でも食べる定番中の定番。物足りなくなる手前ギリギリの絶妙な薄味、意外に腹持ちのいいボリューム感。ありそうでなかなかない味。
一位はデラ3人組とのBBQででてきたバターフィッシュ。酸っぱさと辛さのバランスが文句なし!
■スリランカの魅力は、品があって人懐っこい人柄に集約される。
例えば、スリランカでは客人が家に来ることはとても嬉しいことらしく、歩いているだけで見ず知らずの人に家に招かれたり、トゥクトゥクドライバーの実家に招待されるといったことがよくある。他の東南アジア諸国にありがちな土産物屋に連れてかり、金銭要求されたりも一切なし(インド経験者は旅行中の防衛ラインが過剰になるトラウマを抱えるんだなと改めて気付くw)。
また、スリランカはかなりの親日国。日本がODAで支援しているのも多少影響あるのかな。高速道路とかも日本と同等に整備されていて途上国の道とは思えない。ドライバーから「今走っているのは、日本の道だよ。ありがとう」と感謝されたりもした。
スリランカ最大の奇跡は、大人が子供と同じ屈託のない笑顔なこと。悩みの多い先進国で、この笑顔は絶対ダセない。
デラの母親。英語喋れないので言葉はあまり通じないけど、笑顔だけでコミュニケーションが成立させちゃう。
トゥクトゥクドライバーの3世代住宅。
街のキオスク。
TALPE村で散歩してたら声をかけてきたおじちゃん。奥さんと犬を紹介される。
<おまけ>
スリランカの後は、ドバイ経由で南アフリカのモーリシャス共和国へ。こっちは仕事だったから、あんまり遊んでないけど、ヨーロッパ人のリゾート地だからとにかく物価がクソ高い。タクシー初乗り800円だし、定食屋で一食一人2-3千円かかる。もう二度と行かないだろうから、写真だけ。モーリシャスは、個人でいくのはおすすめしませんw