■まず、モロッコの基本的な特徴をば。
みな魔法使いに見える
小さい炎くらいなら出せそう。
ロバをめちゃくちゃ叩く
車はベンツ、ISUZU、ヒュンダイばかり
トラックには必ず派手なペイント
公衆電話がスペーシー
■こっから旅行記。まず、ドバイ経由でカサブランカ空港に到着。北にあるシャウエンを目指すために、まず列車で北上することに。空港からステーションは直結しているので余裕こいて外でブラブラしていると、列車の出発時間が1分後という
ことに気付き荷物をしょって全力ダッシュ&事前に調べておいた時刻表を書いたメモをなくすハメに(モロッコ旅行は効率的な移動が肝なので、列車のONCFとバスのCTM時刻表メモは必須)。
列車内でタバコ吸ってたら、偶然リビア革命に参加した青年と出会う。彼はスウェーデンで働いていたらしいが、母国のデモに参加するために一時帰国したそうな。アジテーションに加わっていたら銃撃されたらしく、右足に残る生々しい銃創も見せてくれた。彼はカダフィ政権が終わったことを非常に喜んでて、スペインを目指して北上しているところだった。
モロッコの街は、7世紀頃にアラブ人が作ったメディア(旧市街)と、19世紀以降に発達した新市街でどこも構成されている。イスラム教のシンボルであるモスクは、メディアの中心にあることが多く、それゆえ旧市街ではお酒はまず買えない。新市街は近代化されていて、物価も新市街の方が高い。
メディナは中世の名残で、外敵から守るための壁で覆われていて中に入ると迷路のように入り組んだ道や坂道が続く。また、旧市街から歩いて行ける距離もしくは旧市街の中に日用雑貨や食料品が売っているメルカド(市場)がある。
メルカド(市場)、ソカロ(広場)、教会で構成されるメキシコもそうだったけど、街の構成要素が決まっていると逆に各都市ごとの個性が顕著に見えるので面白い。
タンジェはスペインに近いこともあって、ヨーロッパナイズされた雰囲気。個人的にはあまり惹かれなかったので、一泊してにシャウエンまで車で移動。シャウエンは鉄道が走っていないため、フェズもしくはタンジェからタクシーかバスで移動するしかない。複数人数ならタクシーで行った方が時間も短縮できてオススメ(タンジェから1台500DHくらい)
■んで、今回どうしても来たかったシェフシャウエンへ到着。
CHEFCHAUOUEN
4つの山に囲まれ、街全体が蒼色で統一されているメルヘンシティー。予想以上に青いメディナの中はどこを歩いても蒼一色で塗られている。未確認情報だけど、マラリア対策のために蚊よけ効果のある、この色で統一しているそうな。写真より実際はもっと青い。たまらん美しさにウットリ。
宿泊は、現地で有名なゲストハウスSOUIKAへ。wifiも使えるマッタリハウス。
テラスでまったり
飯は、広場周辺のレストランやカフェよりも、旧市街を一回出てメルカド入り口の右手側に伸びる道沿いにある定食屋が一番美味かった。
当然、この街のメディナも迷路のようになっている。後で知ったんだけど、道が青いと私道=行き止まり、道が青く塗られていないと公道(先に道がある)という見分け方ができる。
モロッコ旅行記2へ続きやす。