毎年6月に開催されているベルリンの野外公園ヴァルトビューネで行われているピクニックコンサート。この開放感はレイブでしょ。
数年前にNHKでこのドキュメントをやっててその美しい光景にジーンとしたので、ずっと紹介したかったんですが最近やっと動画を見つけやした。まさに森の中のコンサートで、鳥のさえずりとかも聴こえるらすい。
雰囲気は動画を見て欲しいんですが、世界最高峰のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と客がコール&レスポンスなんて信じられる?手拍子しながら踊る大人、肩車される子供、膝枕するカップルまでとにかく自由。技術に奢らない娯楽芸術の極み。
動画はフィナーレである「ベルリンの風」の演奏シーン。最後には指揮者が壇上を下り、観客と一緒に踊ったり喋ったり(この間も演奏が続いてるとかありえない)。このサイモン・ラトルって人は、クラシック界では異端児みたいで、彼がベルフィルを率いるようになってからこのコンサートも始まったみたい。
人間がある垣根を越えて一体になる瞬間には、心動かされるものがありやす。その起爆剤は、人によって仕事だったり宗教だったり政治だったり家族や恋人だったりとそれぞれだけど、音楽にもそういう力があることを改めて思いしりやした。
ドイツから、良質のダンストラックがバンバン出てくるのは当たり前なのかも。
コメント:
素晴らしいですね。
逆に現代音楽好きな人もレイブの映像見て素晴らしいと思うぐらい価値高めたいですね。
ソニックデスモンキー | 2008年04月18日 01:25
>ソニックデスモンキーさん
技術、才能、鍛錬の結晶のような音楽であるクラシックで、ここまでくだけてやることに独特の美しさがありますよね。
ちなみに勝手な妄想ですが太鼓倶楽部の会場を初めて見た時、こういうの意識してるのかなと思ってやした。
YAMADAtheGIANT | 2008年04月18日 21:15
俺は覚えてるぞ~!!!
数年前、お前はYELLOWのフロアーで、この映像を見たときの感動を熱く語ってたぞ!!
「オーケストラやばいよ!」とか言って(笑
その時は正直全然聞き流してたけど、数年の時を越えて、お前の感動が理解できたわw
TETSU | 2008年04月18日 22:35
クラシックが日本でもこんなふうに楽しめるようになったらい~な~。
ヨーロッパでは野外劇場でオペラとか湖の上にステージ作ったりとかすてきな演出があくさんあるんだけど
そんな感じで音楽聞けたらサイコーだ。
びーる片手にぷはーっていいながらレイブノリのクラシックなんて素敵過ぎるわ☆
Uかり | 2008年04月24日 08:36