スペースシャワー
ここ最近、何かとやることが山積で休みにゆっくり遊べてなかったんですが、先週末は珍しく予定がナッシング。というわけで、2日連続で遊び倒してきやした。
まず土曜日は、閻魔@蝶へ。カウントダウンの衝撃が忘れられなかったので、前から楽しみにしてたんす。
アゲハに向かうため終電ゆりかもめに乗ると、ガラ空きで一番先頭の特等席をゲッツ。通勤ではよく利用してるけど、夜かもめがここまでヤバイがとは知りやせんでした。先頭に座ると、レールが目の前に見えジェットコースター気分。しかも、自動運転特有の加速具合(ゆりかもめは無人運転)や、週末の人気ないビル郡もアトラクションっぽい。鉄道オタじゃないけど、これは楽しいかも。
一時頃アゲハに到着すると入り口には長蛇の列が。混んでるとは聞いてたけど、月に三本のレギュラー抱えてる上に、外タレの力にも頼ることなくこの集客力は異常。誰も知らない客層が気楽。
エンマって、大ネタや歌モノ連発のコマーシャルなイメージをもたれがちだけど、それは明らかな間違いす。DJ的ないやらしい見方だけど、ミックスとかめちゃ上手いし、曲の展開も完璧に覚えてるっぽいから、グルーブのキープ力が半端ない。自分じゃ絶対買わないようなトラックでも、ガシガシもってかれやす。少なくとも知識や俺イズムで保険かけてるような、したり顔DJよりはよっぽどリアル。
サイケデリックな優越感やアングラステイタスを理由に敬遠してる人もいるんだろうけど、酒ノリやコマーシャリズムとは一線を画すトランス感がありやす。そういうのを押してこないあたりもイイしね。テキストで煽るのが当たり前なこのご時世に、パーティー名なんか『Ultrahouse』だかんねw
今回のプレイは、カウントダウンのトライバルのりに比べ、意外にもスペーシー。ライティングもそれっぽくしてて、馬鹿でかいフロアが真っ暗になってスモークもくもくした瞬間とか思わずニヤニヤ。
フロアで酒飲みにくいのはデメリットだけど、逆にみんながあのノリだから絶妙な一体感。Agehaのパブリックイメージとは違い、踊ってる客の大半が調子こいてるという異様な光景には笑いやした。ただ、途中から気付いたんだけど、最近はフロアに酒持ち込んでも大丈夫みたい。
フラワーのように同族が集まる心地良さをパーティーの醍醐味だとしたら、こういう普段交わらない人達がDJの力で一つになれるがクラブの醍醐味。国内で、あれだけ多様な人種をあの規模でぶち飛ばせるDJって、他にあまり知らないす。
確かに、アクの強いプレイだし、アングラステイタスを満たしてくれるタイプでもないから、好き嫌いは別れるんだろうけど、ハウスリスナーなら一度は体験して損はないはず。素直にヤバかったので、また逝きたいと思いやす。
ここまで書いたら眠くなったので、2日目の模様は次回に☆
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