日暮里は自宅から電車で１０分なので、たまに来るんだけど何度来ても新発見がありやす。大半が地元民のみで構成されているため、中央線や浅草とは一味違ったピュアな下町感が味わえるのが魅力。
　加えて面白いのは、腰を据えてる外人が多く多国籍なところ。しかも外人さんはみな江戸っ子で日本語ペラペラだし、いかがわしくない。ちゃんちゃんこ売ってる隣で、カレー屋台が出る町。それが日暮里なんす。中近東系やカレー屋の数は半端ないんで、エスニック料理好きも楽しめるはず。これだけの規模で、独自の下町文化が残ってる所って少ないんじゃないかなあ。
　余談だけど、関東は路線同士をすぐ結ぼうとするけど、あれって文化の平均化が進むからやめて欲すい。ボクの好きな北千住や秋葉原だって、筑波エクスプレスの開通でガラリと変わってしまったし。mixiしかり何でも繋げたがるのが、現代人なのかもしれないけど。ちなみに大阪って数ブロックごとに別の顔を持ってたりするけど、あれは路線が交わってない点がデカイと思ふ。３駅先なのに乗り換え必要とか、東京じゃ考えられないでしょ。

　んで話逸れたけど、この日はまずお気に入りのスイス喫茶店へ。ここはスイス人が経営してるんだけど、明らかに街から浮いてるロッジハウスや、壁に強引に描かれたスイスらしき風景画など、スイスのごり押し感が◎（隣は墓地）。休んでると庭で子供が３輪車レースはじめてガラガラうるさかったので、商店街へ脱出。
　ふらっと歩いると、よさげなトルコ屋台を発見。店先でカレーでもつまもうかなと思ってたら、「2階もあるよ」なんて言われたので入ってみることに。普通の民家の2階が強引にトルコ風に改造されてる。イスラム教のはずだけど、クリスマスの飾り付けも。う〜ん、この下町アングラ感。味は、日本に媚びてない本場系。見た目と味が全然違うので、全種類味見してから注文しないと危険。マンゴジュースをおみやげに買って帰る。

食後は、谷中墓地をぐるぐる（はい、暇人です）。谷中墓地は日暮里〜鶯谷まで続く巨大墓地。とにかく馬鹿でかいので、一度入ったらラビリンス。普通に迷子になりやす。墓地なんで奥地での写真は控えたけど、和風インディージョーンズ気分が楽しめヤス。不謹慎かも知れないけど、軽いテーマパークだよなあ。あそこでレイブやったら、、、、、やっぱダメだよね。。。でも、あれだけお墓があれば、入ってる人も寂しくないだろうなあ。

半日潰して行くくらいの価値はある日暮里。機会があれば是非〜☆