朝方から流れてきたお客さんもいて、昼過ぎても踊りが止むことはなく、最終的には土曜22:00スタート→日曜19:00クローズという21時間のロングジャーニーになりました。ボクはダラダラしたBack 2 Backとか嫌いなんで、客がひいたり踊るのやめたらすぐ音止めちゃうんですが、今回はそういう止めるタイミングがなくて、気付いたら夕方。まさにアッという間。

2日目の午後3時頃（動画）。夜の様子はご想像にお任せしやす。

Dancionと名乗る以上、ゆるい感じにはしたくなかったんで、一晩以上かけてハマってもらえたことは収穫。ハウスって世界一長いエンターテイメントだと思うし、やっぱロングセットじゃNightね。日本の箱システムだと一晩にDJをたくさん入れるか外タレ呼ぶかって方法論に頼らざるおえないけど、小さくても一人４，５時間ガッツリやるような場所があったっていいでしょ。

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100本を超す大量の空き缶とか、
スモークを身に纏いながら舞う人達とか、
ドラキュラ気分なこぼれる朝日とか、
喫煙室から眺めた2度目の月とか、
窓から覗く休日な住宅街とカオス化したLIVEraryとのコントラストとか....

う～ん、今書きながらも色んな瞬間がフラッシュバック。
色んな人から言われたけど、クラブともレイブとも違うあの開放感と安心感って独特。

　名のあるパーチーが重なる中、わざわざ足を運んでくれたアングラなお客さん達にとにかく感謝っす。知らない人がマンションに入ってくる光景って、何度見ても新鮮。「これクラブじゃん」というささやきや、フロア独特の吐息が聴こえる度に401とニヤニヤしてやした。
　最近のパーチーってフロアで喋ってる人多いから、Livelarry Brothersでは昔のテクノ箱みたいにヒリヒリ黙らせるセットで徹底してみたんだけど、スピーカー前で黙々と頭振ってる人とか、フロアで座り込んじゃう人とかトリメな光景が見れて嬉しかったす。
　Numarz3の３人（Key-core, Zyma, Swad）も、それぞれ期待に答えてくれやした。LIVEraryの構想を練ってた頃、友達DJで固めるのは避けたいなあなんて思ったら、沼津の小さな箱でまわしてた彼らと奇跡的に出会ったわけだけど、３人のプレイ聴いてて改めて正解だったなと確信。知名度はまだないかも知れないけど、機会があれば是非みんなにも体験して欲すい。

　あと今回から、ブース内でスモークマシーンをコントロールできるようにしてたんですが、自分でミックスしながらタイミングにあわせてブシューってやるのマヂ快感。抜ける場所とかバッチシ決めれるし、聴覚だけでなく視覚と嗅覚まで刺激できちゃう新感覚。次の給料日は、ミラーボールとか照明買おうか迷ってやす。
　とにかく、本来はリビングであるべき場所で、マイク持って、DJして、スモーク炊いて、踊ってるって今思い出すとホント異様。みんなマンションであること忘れて麻痺しすぎ。。。

　ま、今年のLIVEraryはこれにて無事終了す。1回目と比べるとサウンドや内装も数段パワーアップしたし、やっと形になってきた気がしやす。諸事情もあるんでいつ終わるかわかりませんが、可能な限りLIVEraryではネームバリューや人脈に頼らず、地下パーチーを開催していきやす。日本のクラブシーンをダメにしてる、政治、営業、馴れ合いは一切抜きで。もう内容には絶対の自信持てたんで、主旨に共感できる人は是非。パーチーは勲章じゃなく瞬間なのれす★

お疲れ様〜♪

次回LIVEraryは元旦朝からアフターアワーズでもやろうか調整中です。詳細が決まったら、ここで告知しやす。

＜おまけ＞
2.5コマ漫画
NO!Z ART
宴の後