高騰するチケットとそれに群がる人を見てアホらしくなったんで今年は行かないつもりだったのが、たなぼたで余りチケットが手に入ったので急遽参戦することに。
昨年より人が段違いに増えてて入場時には渋滞まで。もう完全にメガレイブっすね。入場するなりV∞REDOMSがやってて、荷物をほっぽり出して見に行く。
テントを貼って一息ついて、気付いたらもうブルーハーブの時間。忙しい。。。Bossの完成されたステージングに、ホロリとしてしサングラスをかけるハメに。あのう、まだ21時なんですけど。。。
どちらかと言えば畑違いのステージだったことでファン度を競ったりうんちくを語る隙すら無く、ボクみたいな人種も心から純粋に浸れやした。「雨ニモ負ケズ」が始まった瞬間に、ポツリと降り始めた瞬間はスピリチュアル度皆無なボクですら思わず鳥肌。最後なんかBOSSの残像が後光に包まれ、みんな棒立ちだったもんなあ(トラックはヴァンゲリスのブレードランナーのアレ!)。ボクの前の人(非B-B0Y)は、途中から頭抱えて座り込んでました。
落ち着かないので、ここから一人でウロウロタイム。
自分が見た中では、Osunladeの選曲がドツボでした。Deep HouseでもTech Houseでもない真っ黒なエクスタシーハウス。時代に左右されない絶妙なラインを、ピンポイントでグイグイ押してくれやした。ステレオタイプな黒さでお茶濁したり、低空飛行で何も起きないお決まりのトビハメより、やっぱこういうのが好き。一時的に雨降ったのが残念でしたが、最初から最後までがっつり。プレイリストじゃDJは、判断できませんね。
あと、Border Communitiyがあんま好きじゃないんでナメてたんですが、James HoldenのDJがうまくてビビりますた。Nick the Recordは結局6時間くらいやってて、グッドミュージックがたくさんかかってやした。
にしても、あのタイムテーブルなんとかならなかったんでしょうか。凡人にはわからない高尚な意図があるのか、フロア体験のない人達が組んでるのか、大人の事情があるのかはわからないですが、投げっぱなしとモロかぶりが多くて。。。そこだけが残念ですた。せめて、体を動かさないと寒くなる深夜に、まったりしたの聴かせるのは勘弁して欲すい。
当日にいきなりタイムテーブルが変更になってたので、逃した人もチラホラいましたよね。フェスじゃなくレイブと思って遊びに来てる人達のキモチを、もうちょい考えてくれたら良かったのになあ。短距離走を繰り返すフェスに徹するなら、DJいらんと思うし。文字だと必要以上に強く伝わりそうで怖いんですが、別にディスってるわけじゃなくて一客の要望程度に捉えてもらえると助かりやす。それだけ期待がでかいってことなんで。
まあ、相変わらずロケーションは最高だったし、スタッフのモチベーションが高くてキモチいいし、屋台料理はどれもウマかったんで、充分元はとれますた。心なしか音も良くなってた気が。他のレイブとは違う独特のポジティブな雰囲気も、健在ですた。野外は色々得るものありますね。S.K.Yも良かったみたいで何より。
しっかし、レイブ後のアゲオチな月曜日は、いつになっても慣れないっす。
<おまけ>
朝方の悪夢
札幌一番+明太おにぎり+ソーセージ
腰巻きが全てを物語る
テクノは「また始まった感」を楽しむものらしいです
荷物が多いと思ったら。。。
コバヤシステムの仕業
デストロイの仕業
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