デジタル化で激動しているこのタイミングでリリースしてくるあたりにメーカーのプライドを感じやす。SL1200 MK5Gが出た時は、テクニクスらしからぬデザイン(光るピチコン)や機能(ピッチ可変±16とか)に「そういうのは、ソッチ系のメーカーに任せておけばいいの!」と内心叱咤したものですが、そういった部分は改めた模様。今回は王者の貫禄に期待したいす。
リリース読む限りでは、
■トーンアームの信号線にOFC(無酸素銅線)を採用することで、信号の歪や伝達ロスを低減し音質を改善
■さらなる振動減衰を実現した3層構造キャビネット
■ピッチコントロールに、あらたなコントロール回路を追加し、目盛と実際のピッチとのばらつきを軽減することで、ピッチの精度が向上
といったあたりが従来モデルより改善されてるっぽい。ただ、OFC(無酸素銅線)は前回のモデルでも既に採用されてたから、大幅な音質改善ってことはないのかなあ。ロングミックス派としては、ピチコンの精度改善が非常に気になります。
ちなみに今LIVEraryにあるタンテは購入から10年以上が経過してやすが、いまだ健在です。ほぼ毎日使い続けながら、この耐久性は異常。とは言うものの、ピチコンやトルクはヤバめなので、新しいの欲しいなあ。