ご機嫌マイケル
先週末は、神隠し@Orbitでプレイ(当日知ったんだけど、キミドリ再結成とかぶっていたらしい。。)。
お互い青臭い頃からの旧友であるタクミンゴが、久しぶりに遊びに来てくれました。昔は彼の家にボクがレコード持っていって、爆音出しながら朝まで熱論したものです(1Fの部屋なのに、4Fから苦情がきたという伝説アリ)。
んでパーティー終わった後に、いっちょ語ろうかってことになり、タクミンゴ、宇宙親父マイケル、ボクの3人でファミレスへ。「PAの考える理論的な音質と、DJの考える操作性のバランス」とか、「ピュアオーディオの方法論をダンスフロアにインストールするには」なんて話から、「ロータリーフェーダーに潜むロマンとエロチシズム」まで非生産的な話題を延々と3時間。時折、マイケルが「ハピコアが一番熱かったあの頃」といった話をカットインしてくるなど、濃厚な時間でした。いやあ、久しぶりに本音爆発しやした。
そろそろ解散かなと思ってたら「9月のCoexistence Campで使用する機材を見せたい」とタクミンゴが言い出したので、彼が借りている倉庫までそのまま直行。タクミンゴのシステムは個人宅では鳴らせないレベルなんで、専用の倉庫借りて保管してるんです。
彼のシステム見るのは1、2年ぶりだったんですが、前回よりも数段パワーアップしててびっくり。中規模のレイブならレンタルなしで自己完結できるシステムで、こりゃ完全に業者レベルですよ。スピーカーも自分で設計して特注したらしいし、PA機材も下手なクラブより充実。総額200万はかかってるそうです。とりあえず金だけかけて評判の良い無難な機材を並べましたっていうフェイクシステムはよく見かけるけど、彼の場合は機材の選択1つ1つに、意思や方向性がきちんと感じられるので信頼できます。もちろん、技術屋にはわからないユーザー視点もあるのでそこら辺は譲れないけどね(で、また熱論勃発というループ)。
機材の一部
とりあえず音出そうかって事で、倉庫前で軽くシステム組み始めたんだけど、マイケルは「ニンテンドーDSのピンクが発売されるから」とかいうエキセントリックな理由でそのまま秋葉原へ。チャリンコで去っていったけど、倉庫のある二子玉川から秋葉原までアレで行ったのかな。。。
マイケル退場後、持ってたレコードをかけながらサウンドチェック。全部は鳴らせなかったので細部はともかくとしても、パワーは明らかにアップしてる模様。調子に乗ってブンブンだしてたら、隣にある畑の親父に睨まれここで終了(土曜の朝だもんね)。
彼にとって、こういうモンスターシステムは「大人のおもちゃ」らしいです。9/9(土)の Coexistence Camp@静岡県オートキャンプ銀河では、この怪物が大暴れするらしいので、今から期待大です。システムにあわせたレコード持ってこうかなあ。
ボクも独学でシステムをシコシコいじったりしてますが、オーディオやPAに関するスキルはタクミンゴの足下にもおよばないんで、LIVEraryのサウンドチェックも、そのうちお願いしようと思ってやす。MIX CDのマスタリングもお願いしたいなあ。今はなき六本木Juno Louge(今は若花田のちゃんこ屋になってます)で配布したCDを、一度彼にマスタリングしてもらったんですが、あの音質を超えるCDは今も作れてないっす。
やっぱ餅は餅屋だなあ。