■持ち込み機材が多かったので、ちょい早めに東京を出発。会場へ向かう山道を走っていると、明らかにフライング気味の男にヒッチハイクされる。「第2のT」ことテッちゃんとの初遭遇。
本人曰く「山頂を目指してムキになったら、ここまで来てしまった」と既に汗びしょ。そっから会場まで、クルマでも20分はかかったけど、あの距離を一人で歩いてきたって。。。。途中、全裸で水浴びとかしてたとか。
開始前から面白くなりそうな予感。
■昔、六本木でお世話になってたPAが、たまたまシステムを担当してて数年ぶりに再会。全く知らなかったので、素でビックリ。機材や六本木界隈の昔話など、色んな話をして盛り上がる。
「良い音」の捉え方って、人によって全然違うから面白い。彼は、フロアにおける音鳴りの多様性を重視してて、そういう考え方もあるのかと関心。
今もPAとしてシーンに関わってるそうなので、ボクレベルでの現場の意見を一応伝えとく。こういう細かい意見交換は重要だと思ふ。
パーティー中に、こまめにサウンドチェックしたり、雨対策で駆け回ってる彼の姿を何度か見かけたけど、与えられた役割を全うしようとするプロ意識に頭が下がりやした。
■この日のプレイは、マイク、サンプラーを持ち込んでのセットで。この前のお台場は強制ストップで不完全燃焼だっただけに、野外でがっつりマイク握ったのは今回が初めてかも。
ミックスとマイクを両方やんのはかなり集中力を必要とするんで、当社比3倍の体力を消耗。終わった後、話しかけられても素っ気なかったのは、疲れてただけなんでご容赦を。
プレイ途中から、ピーチボーイさんがこちらの様子を伺いながらエフェクターをいじり始める。これが噂の乱入っすね。正直、ブースに他人が入ってくるのって否定的だったんですが、やってみたらこれはこれで面白かったす。一応、音に合わなそうなエフェクトパターン(フランジャーとかフィルター系とか)だけは口頭で伝えたら、その通りにしてくれたし、プレイの邪魔にならないよう気を配ったりと、ピーチさんの人柄の良さが垣間見えやした。
打ち合わせなしでも同じこと考えてる瞬間が何度かあって、みんなGroove中毒なんだなとニヤリ。また機会があれば、やってみたいっす。
■最近恒例になってきている、レイブバーベキュー。うすいさんがいないとこの体たらく。ガスコンロもブッ壊れやした。
。。。
片付けはきちんとしましたよ。
■朝方気付くと、何故か知らない人達と4人組のユニットを組んで行動。「どういう経緯で、このメンバーに落ち着いたんだっけ?」の問いに、誰も答えられず大爆笑。メンバーの一人はmancogill(Lが2つなのが味噌)とプリントされた卑猥シャツを着こなし、レイブ朝方に裸眼&ノーキャップという強者。
全体的にしょーもない感じがレイブっぽい。
■朝方、水分不足であえぐ友人にビールをあげた時の一コマ。
友人「なんでこんな冷えてんの?」
ボク「(腕を叩きながら)ここの差だよ」
友人「そこの自販で買っただけでしょ」
いやいや、ああいう時のビールは腕だよw
■自分が聴いた中では、Tech君とDJ SHIBATAがツボ。Tech君はノーチェックで聴いてたんだけど、スペーシーな音を心地よく紡いでいて朝方の体にすっと染み入りやした。
DJ Shibataは、昔LoopでやってたVirgo Vibesにたまに通ってたけど、最近はご無沙汰。気づいたら出番の20分も前から、変な姿勢でブース横でスタンバイしてる。嫌でも期待が大きくなる。
軽い営業妨害(左)
最近、危ない方向にシフトしてるという噂は聴いてたけど、フロアで踊ってた人が思わず「ネオプログレッシブ」と形容した絶妙なハウスライン。こういう正統派のハウスマナーを理解してるDJって、最近みないす。ハウス好きで未体験の人は、是非一度聴いてみて下さいす。
ちなみに、音だけでなくキャラまで変わってたのがウケますた。ボクが言うのもなんだけど、箱DJは自然とか太陽が全く似合わないね。
■最後にみんなでBack 2 Backとかやりだしたあたりから、飲み過ぎ&疲労で気持ち悪くなりテントでダウン。二日酔い&風邪のダブルパンチで、本気で体調崩しますた。
んで、起きたらこの光景。。。
そして誰もいなくなった。。。
キャンプ場のオーナーとダベって、おみやげに大量のナスをもらい、夜8時頃やっとこさテント村を後に。帰り道は、洪水のような大雨。あと、30分片付けが遅かったら死んでますた。
■やってみて思ったのは、ハウスのフィールド内でもまだまだ壁があるなあと。例えば、この前出たman of the space age と、今回じゃ同じ規模のハウスレイブでも全く客層が違ったし(どっちが良いとかじゃなくね)、多分、9月にでるコエグ も、また異なるはず。
他にも、Magic Houseとか、Freedom Sunsetとか、マニアックビーチ(テクノだけど)とか、S.K.Yとか、DK Soundとか、イカナニ周辺とか、関東圏をざっと見渡しても大小色んなハウスレイブがやってるけど、そこまで人は交わってないような気がしやす。
ってことは、まだまだ未開拓の伸びしろがあるってことなんで、閉鎖的なコミューン同士が交わって大きなうねりが出てくるのを期待したいっす。もち、なんでも商業化しろというわけじゃなく。箱は敷居高い部分もあるから、野外のできる夏こそ人を混ぜやすい時期だと思うし。
ボクは、DJか客としてでしかパーティーには関われないけど、ポリシーを持ってパーティーやってる人達は、考え方の相違に関係なく応援していきたいす。
とにかく、箱も好きだけど、野外はスペシャルな感じがするから楽しいす。こういう機会をくれたスタッフや、遠いところまで足を運んでくれたお客さんに感謝っす。
<おまけ>
Peechboy vs DJ Shibata
触りたいなあ
けど、諦めた
初対面だから気を使ったみたいです。
■持ち込み機材が多かったので、ちょい早めに東京を出発。会場へ向かう山道を走っていると、明らかにフライング気味の男にヒッチハイクされる。「第2のT」ことテッちゃんとの初遭遇。
本人曰く「山頂を目指してムキになったら、ここまで来てしまった」と既に汗びしょ。そっから会場まで、クルマでも20分はかかったけど、あの距離を一人で歩いてきたって。。。。途中、全裸で水浴びとかしてたとか。
開始前から面白くなりそうな予感。
■昔、六本木でお世話になってたPAが、たまたまシステムを担当してて数年ぶりに再会。全く知らなかったので、素でビックリ。機材や六本木界隈の昔話など、色んな話をして盛り上がる。
「良い音」の捉え方って、人によって全然違うから面白い。彼は、フロアにおける音鳴りの多様性を重視してて、そういう考え方もあるのかと関心。
今もPAとしてシーンに関わってるそうなので、ボクレベルでの現場の意見を一応伝えとく。こういう細かい意見交換は重要だと思ふ。
パーティー中に、こまめにサウンドチェックしたり、雨対策で駆け回ってる彼の姿を何度か見かけたけど、与えられた役割を全うしようとするプロ意識に頭が下がりやした。
■この日のプレイは、マイク、サンプラーを持ち込んでのセットで。この前のお台場は強制ストップで不完全燃焼だっただけに、野外でがっつりマイク握ったのは今回が初めてかも。
ミックスとマイクを両方やんのはかなり集中力を必要とするんで、当社比3倍の体力を消耗。終わった後、話しかけられても素っ気なかったのは、疲れてただけなんでご容赦を。
プレイ途中から、ピーチボーイさんがこちらの様子を伺いながらエフェクターをいじり始める。これが噂の乱入っすね。正直、ブースに他人が入ってくるのって否定的だったんですが、やってみたらこれはこれで面白かったす。一応、音に合わなそうなエフェクトパターン(フランジャーとかフィルター系とか)だけは口頭で伝えたら、その通りにしてくれたし、プレイの邪魔にならないよう気を配ったりと、ピーチさんの人柄の良さが垣間見えやした。
打ち合わせなしでも同じこと考えてる瞬間が何度かあって、みんなGroove中毒なんだなとニヤリ。また機会があれば、やってみたいっす。
■最近恒例になってきている、レイブバーベキュー。うすいさんがいないとこの体たらく。ガスコンロもブッ壊れやした。
。。。
片付けはきちんとしましたよ。
■朝方気付くと、何故か知らない人達と4人組のユニットを組んで行動。「どういう経緯で、このメンバーに落ち着いたんだっけ?」の問いに、誰も答えられず大爆笑。メンバーの一人はmancogill(Lが2つなのが味噌)とプリントされた卑猥シャツを着こなし、レイブ朝方に裸眼&ノーキャップという強者。
全体的にしょーもない感じがレイブっぽい。
■朝方、水分不足であえぐ友人にビールをあげた時の一コマ。
友人「なんでこんな冷えてんの?」
ボク「(腕を叩きながら)ここの差だよ」
友人「そこの自販で買っただけでしょ」
いやいや、ああいう時のビールは腕だよw
■自分が聴いた中では、Tech君とDJ SHIBATAがツボ。Tech君はノーチェックで聴いてたんだけど、スペーシーな音を心地よく紡いでいて朝方の体にすっと染み入りやした。
DJ Shibataは、昔LoopでやってたVirgo Vibesにたまに通ってたけど、最近はご無沙汰。気づいたら出番の20分も前から、変な姿勢でブース横でスタンバイしてる。嫌でも期待が大きくなる。
軽い営業妨害(左)
最近、危ない方向にシフトしてるという噂は聴いてたけど、フロアで踊ってた人が思わず「ネオプログレッシブ」と形容した絶妙なハウスライン。こういう正統派のハウスマナーを理解してるDJって、最近みないす。ハウス好きで未体験の人は、是非一度聴いてみて下さいす。
ちなみに、音だけでなくキャラまで変わってたのがウケますた。ボクが言うのもなんだけど、箱DJは自然とか太陽が全く似合わないね。
■最後にみんなでBack 2 Backとかやりだしたあたりから、飲み過ぎ&疲労で気持ち悪くなりテントでダウン。二日酔い&風邪のダブルパンチで、本気で体調崩しますた。
んで、起きたらこの光景。。。
そして誰もいなくなった。。。
キャンプ場のオーナーとダベって、おみやげに大量のナスをもらい、夜8時頃やっとこさテント村を後に。帰り道は、洪水のような大雨。あと、30分片付けが遅かったら死んでますた。
■やってみて思ったのは、ハウスのフィールド内でもまだまだ壁があるなあと。例えば、この前出たman of the space age と、今回じゃ同じ規模のハウスレイブでも全く客層が違ったし(どっちが良いとかじゃなくね)、多分、9月にでるコエグ も、また異なるはず。
他にも、Magic Houseとか、Freedom Sunsetとか、マニアックビーチ(テクノだけど)とか、S.K.Yとか、DK Soundとか、イカナニ周辺とか、関東圏をざっと見渡しても大小色んなハウスレイブがやってるけど、そこまで人は交わってないような気がしやす。
ってことは、まだまだ未開拓の伸びしろがあるってことなんで、閉鎖的なコミューン同士が交わって大きなうねりが出てくるのを期待したいっす。もち、なんでも商業化しろというわけじゃなく。箱は敷居高い部分もあるから、野外のできる夏こそ人を混ぜやすい時期だと思うし。
ボクは、DJか客としてでしかパーティーには関われないけど、ポリシーを持ってパーティーやってる人達は、考え方の相違に関係なく応援していきたいす。
とにかく、箱も好きだけど、野外はスペシャルな感じがするから楽しいす。こういう機会をくれたスタッフや、遠いところまで足を運んでくれたお客さんに感謝っす。
<おまけ>
Peechboy vs DJ Shibata
触りたいなあ
けど、諦めた
初対面だから気を使ったみたいです。
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